情報要塞管理日記


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1999/09/30

こんにちは「不良品ゲームハンター」松原圭吾です。さまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

7回目である今日は、不良品ゲームということでPC-FX『ときめきカードパラダイス恋のロイヤルストレートフラッシュ』です。

売りであるアニメーションが、動画再生機能に優れているPC-FXでありながらSSやPSで表示できるくらい激悪であるとか、PCエンジンの『カードエンジェルス』のほうがまだ遊べた(注、『カードエンジェルス』は、スピードで相手の速さが尋常でなかったり、ポーカーで相手がちょくちょくロイヤルストレートフラッシュを出したりするので、遊べたかどうかは不明)とか、インターフェースが無茶苦茶だとか、そういった些細なことであれば不良品とまでは呼びません。

このソフト、なんと唯一完璧でなければいけないハズのカードゲームのルールが不良品だったのです。

例をひとつあげると、ポーカーでA2345と揃ったのに役がつきませんでした。相手のワンペアに負けました。なんども画面を見直しました。確かにA2345と揃っています。

ブチ壊そうかと思いました。

これはゲームセンターの脱衣麻雀でしょっぱな天和を出されて負けたとき以上に納得ができないのではないでしょうか。

表示されているカードが役を持っているハズなのに役が認識されないという現象が低い確率で起こります。どういったプログラムを組めばこのようなバグが起こるのかは解りません。もっとも、何回もプレイする気は起きないのでそんなにやってはいませんが、少なくとも3度は見ました。せめてルールくらいは完璧にデバッグしておいてほしかったものです。

不良品を販売したソネット・コンピュータエンタテイメント(現レイ・アップ)に喝を入れておきましょう。

ではまた次回までごきげんよう。

(PC-FXのなかでも群を抜いて入手困難なこのソフトは、秋葉原で19800〜29800円の中古値段がつけられているらしいです。間違っても買ってしまわないように。)

 

1999/09/29

こんにちは「生涯一オタク」松原圭吾です。さまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

6回目である今日はちょっぴり趣向をかえて『魔界村』です。

カプコンのゾンビものと言えば『ヴァンパイア』シリーズのザベルと、この『魔界村』のザコキャラですね。(偏見)

そんなことはさておいて、オープニングです。真っ暗な墓地でアーサー(パンツ一枚)とプリンセスは何かをしています。そして、サタンがプリンセスを連れ去ってしまいます。

「オマエらそんな場所でいったい何をしていたんだ?」

これはおそらく永遠の謎なのでしょう。

人目をはばかり墓地などで密会していたところを連れさられたとあっては協力を求める訳にもいきません。結果、単身のりこむはめになったなどと勝手に想像してしまうは私だけではないハズです。後ろめたさが見え隠れする主人公、そんなことだからレッドアリーマーに主役を持っていかれるんだよな。(独断)

ちなみに、あのプリンセスは「プリンセスプリンプリン」という名前です。ナメきってますね。関係ありませんが、「ファイナルファンタジーIV」の最終ダンジョンの隠しザコキャラは「プリンプリンセス」です。

 

話しがそれてしまいましたが、お姫様を救いに行くという一見ありがちなストーリーです。しかし、原因は主人公?と思わせてしまうオープニングが問題です。ゲーム自体は難しすぎる感もありますが良くできていてじっくり楽しめます。それだけに、どう考えても異常な「暗がりの墓地」というシチュエーションだけには喝を入れておきたいと思います。

ではまた次回までごきげんよう。

 

1999/09/28

こんにちは「旧世代オタク」松原圭吾です。さまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

5回目である今日のゲームはMD『カース』です。

それでは次回までごきげんよう。(オイオイ)

 

1999/09/27

こんにちは「わんぱっくコミックス収集家」松原圭吾です。土日と2日間空いてしまいましたが、さまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間が再びやってまいりました。

4回目である今日のゲームは日本テレネットのPCエンジン版『パズルボーイ』(1991/02/22発売)です。

ATLUSのGB版『パズルボーイ』(1989/11/24発売)を元に移植したものです。

一応FCディスク版(1990/11/16発売)も存在します。

とりあえず、PCエンジン版だけに存在する気色の悪いキャラクターグラフィックは我慢するとして、問題はバグです。終盤に、穴の上にブロックを置いてもどうにもならない面があります。

本来なら、穴にブロックをはめ込んで床にできるのですが、(事実、同じ面構成のGB版の面ではクリアできた。)ブロックが空中に浮いたままでどうにもなりません。

正直こんな理由でクリアできないのはムカツクので、パスワードを解析して、その面をクリアしたことにして続け、どうにかエンディングを見ることができました。

あれはいけません。完全にバグです。何故回収事件にならなかったのかが謎です。

バグったソフトを販売した日本テレネットに喝を入れておきましょう。

それでは次回までごきげんよう。

 

1999/09/26

密会の後、某所に宿泊。

今日は「心の先輩」(ジャイアンの使用する「心の友」からの造語。相手がどう思っていようと呼んでしまえばこっちの勝ち)を連れまわし、中野の「まんだらけ」へ行った。「まんだらけ」は高いので、殆どなにも買わないのだが、『ゆけゆけトラブルメーカーズ』の中古CDが1500円で置いてあった。落書きが見えたが、あまり見かけないので仕方ないと思い、近くで見ると、値札の横に「鈴木真仁のサイン入り」と書いてある。

おそらく「まんだらけ」の値付けでは、[本体1000円+サイン500円=1500円]なのだろうが、私の考えでは[定価本体1000円+稀少価値500円-落書き500円+妥協500円=1500円]となる。一応計算が合うので納得して購入。

その後、やはり某駅で途中下車。3冊100円の本をゴッソリ購入。しかし、連れまわす先々で先輩の荷物が増えるさまを見ていると、「コレおすすめですよ」などと言って何冊も買わせてしまったこともあり、悪いことをしているような気になったが、生憎私も両手に荷物。

先輩は、長い帰路を何回も乗り換えながら帰ったことでしょう。どうもお疲れ様でした。

 

1999/09/25

今日は喝を入れる時間はおやすみです。

用があるので上京。まず秋葉原へ行く。

PS『スターイクシオン』の新品2980円に心ひかれるも、2000円以上は買える範囲ではないので諦める。考えて見たら出たばっかり。そりゃあFCで一般受けしなかった『スターラスター』の焼き直しではありますけど、とても良いできですよ。みんななんで買わないの?

その後。一通りゲーム屋を物色し、買える範囲で欲しいものが無いので、最後に巡回ルートに設定されているK-BOOKSへ行き、レイストームのCDを買う。一見ギャルゲーやアニメにしか関係のない場所のように思えるが、ギャル系のもの以外は比較的安価で見つかるので、おさえておくとたまによい発見がある。

秋葉原からはなれて、都内某所にて密会。もう食って食って食いまくり。

6人のテーブルなのに上カルビを15人前も注文するのはスゴイよな。(もちろん他の肉も注文した)

その会で、「私のSCPH-1000は無償交換してくれてオマケに体験版までくれた。」

との情報を入手。以前までは「新しく買い直してください」という返答だったハズなのだが東芝事件の後で対応がよくなったのだろうか。

 

1999/09/24

こんにちは「無職穀潰し」松原圭吾です。今日もさまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

3回目の今日はFC『源平討魔伝』(1988/10/22発売)です。

『源平討魔伝』と言えば、アーケード(1986/10稼働開始)では、ビッグモードの驚くべきデカイキャラ(パンチアウトなどの画面いっぱいの透明キャラやベクタスキャンモニタを使用したゲームは除く。)や異色な世界観、サンプリングボイス、平面モードやスモールモードなど多彩なレイアウト、ルートを選べる上に数多い面数など、さまざまな部分でマニアを唸らせた作品です。

それがFCに移植されたのですから、ファンは買うしかありません。

発売日にゲームショップへ行き、「やけに、大きい箱だな。」と一抹の不安を感じるも、箱の文字を見て、「ほう、ボードゲームがオマケについているのか(当時、namcoはスーパーゼビウスやワルキューレの冒険など、いくつかのボードゲームを販売していた。)。namcoさんも豪快だなあ。」などと勝手に納得しながら買って帰り、電源を入れてみて初めてゲーム内容までボードゲームだと知り、

だまされた!

こんな思いをした人が何人いたことか。

アーケードの興奮はここにはない。あるのは別のゲームとして受け入れるか、中古ショップに売り飛ばすかの選択肢のみである。

そんなわけで、全然別物のゲーム内容に『源平討魔伝』という名称を変更もサブタイトルの追加もなしに、そのままつけてしまったnamcoに喝をいれておきましょう。

それではまた次回までごきげんよう。

以後発売されたPCエンジン版『源平討魔伝』(1990/03/16発売)は、マニアもとりあえず納得の出来映えだったのだが、すでに後の祭・・・。

 

1999/09/23

こんにちは自称「Freaks」松原圭吾です。今日もさまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

日記ネタが無いのか?などと思考回路を働かせてはいけません。

2回目である今日のゲームはMD『サイオブレード』(1990/04/27発売)です。ちなみにROMの容量は5Mです。

このソフトはT&E SOFTがパソコンで発売したスペースアドベンチャーゲーム(1988/11/19発売)をSigma(シグマ商事)が移植したものです。

エニックス(FC版はキングレコード)の名作『ジーザス』を思い出させるような世界観で、元のパソコン版は設定も多く、マニュアルにフルカラーマンガまで存在するほどの凝りようでした。当時、パソコン版『スナッチャー』(1988/11/26発売)と肩を並べていた作品といえばその凄さが伝わるのではないでしょうか。

しかし、MD版はただの移植ではありません。究極の劣化移植です。

まずアニメーションが無い(と言ってよいほど少ない)。売りの一つであった二人の主人公の片方が削られ、地上編が存在しません。よって、研究所の3D迷路のアクションシーンがシステムごと存在しません(地上編が無いということはシャワーシーンや、エッチ本を取ることができないということでもあるが、ま、それはコンシューマ機なので無くてあたりまえといえばあたりまえである。)。パソコン版でのイベントクリアで必要不可欠だったメロディー・モジュール(オルゴールのような物)が付属していません。イベントごとなくなっています。それなのに定価は300円しか違いません。

結果、選択肢を選ぶだけのなんの変哲もないつまらないボタン押しゲームになっています。それどころか、地上編など、いくつものシーンが削られているので、メッセージの量も半分以下、いや、4分の1以下です。

そのうえ、扱いの難しいMDの音源を使いこなしていないとなると・・・。このソフト、もとのゲームの良いところを殆ど捨ててきてしまっています。

 

ですが、それだけでは終わりませんでした。モンスターから逃げるシーンで、手当りしだい物を投げられる場所があるのですが、全て投げてしまうと必ずストップバグが起こります。リセットするしか方法がありません。正解は投げずに『逃げる』なのです。投げてはいけないイベントアイテムかというとそうでもないのがさらに謎です。この辺の詰めの甘さがSFC『摩訶摩訶』(1992/04/24発売)につながっていったのでしょう。(独断)

 

それでは、元になったT&E SOFT版はクズではないという事実を公表するとともに、すべての元凶であるSigma(シグマ商事)に喝をいれておきましょう。

それではまた次回までごきげんよう。

 

1999/09/22

こんにちは、ゲームバカ一代松原圭吾です。さまざまな観点から、あのゲームこのゲームに喝をいれる時間がやってまいりました。

初めての今日、槍玉に上げられるのは『ゲバラ』です。が、オープニングに出る「キューバ革命の英雄チェ・ゲバラに捧ぐ」という文字や、”アメリカと対立する社会主義革命をモチーフにした戦争ゲーム”という部分は、長尾剛著『これが噂のC級ゲームソフトだ』で取り上げられているので割愛させていただきます。

よって、歴史的、政治的背景など全く気にせずに、ゲームを純粋に遊んだ感想ということでもうひとつ大きな問題が存在するのでご紹介いたします。

このゲームには捕虜がでてきます。人柱のごとく盾にされているので、真面目に慎重に救出して行こうとすると時間がかかる上に難しいです。ですが、説明書にあるとおり、助けると1000点で、殺してしまうとマイナス500点となります。ヒドイ言い方をすると、「二人殺しても、一人助けられればプラスマイナスゼロ」なのです。殺してしまった場合、マイナス500点という以外には、なんのペナルティもありません。

点数を気にしなければいくらでも敵味方関係なく虐殺の限りを尽くせるのです。このプレイ方法はスピーディーかつ爽快感が感じられますが、罪悪感を感じない強い心も必要だとか・・・。

そして、たとえ自らの手で捕虜をいくら撃ち殺していたとしても、クリアすれば見事英雄扱いされるのです。捕虜を殺しておいて英雄はないでしょう。これはいくらなんでもマズイのではないでしょうか。

うかばれない捕虜に合掌するとともに、問題ある企画に喝をいれておきましょう。

余談ですが、ボーナスステージ部分(トロッコ面)で、トロッコに乗りながら炭鉱内に縛りつけられている捕虜をロープで救出(回収?)するのも問題ですが、そこで銃を撃つことができるのもかなり問題なのではないでしょうか。

実は、『ゲバラ』ではウラワザで『サスケVSコマンダー』を単純にしたものが遊べますので、レトロゲームファンにはたまらないかもしれません。

 

1999/09/21

たまにはゲーム以外にも金を使う。

今日は古本屋で清水としみつ著の『紅』というマンガを買ってきた。ストーリーが松本零士氏の戦場シリーズのノリで、戦闘機が丁寧に描かれていて気持ちがよい。

ちょっと気になったのが機銃で撃ったとき等の壊れるカットである。松本零士氏の描く戦闘機(に限らずメカ全般)は穴があいたり湾曲したりだったが、

清水としみつ氏の描く戦闘機ではまるでプラモデルのようにバラバラに壊れるだけという印象をもった。

当時と今の、単純に兵器の威力の違いなのだろうか。

 

関係ないが、SYNちゃんから『メタルギアソリッド』のスネークのアクションフィギュア(と呼ぶのだろうか?)を貰う。可動部分が多く、装着部品もなかなかよくできている。気にいったゼ。『アストロノーカ』のバブー指人形や『操兵伝』の仮面とともに飾っておくことにしよう。

 

近況報告

『超絶大技林’99年秋版』を購入してきて照合しています。

 

1999/09/20

唐突にDC(ドリームキャスト)が欲しくなった。DC版『ダイナマイト刑事2』がやりたいのだ。いや、『ダイナマイト刑事2』自体はゲーセンにあるからまだいいのだが、DC版の『ダイナマイト刑事2』ではなんとあの『トランキライザーガン』(SEGA版では『サファリハンティング』)が遊べるというのだ。

『トランキライザーガン』が稼働しはじめたのは1980年。なんと私は1歳。当時の記憶は無い。あたりまえか。しかし、何歳だったかは覚えていないが、どこかで遊んだ覚えがある。

うまい人がいて、ずいぶん長くプレイしていたこともあった。ようやく台が空き、いざ自分がプレイしてもヘタクソなのですぐにゲームオーバーになるのだった。

敵を銃で撃つ。

何発も撃たなければならない敵もいる。

倒した敵をトラックへ運ぶ。

倒した敵は時間で復活してしまう。

などのルールは他人のプレイを見て完全に覚えていたが、所詮は子供。全ての敵の位置を把握することなどできないので、茂みから出てきた敵にあっさりやられてしまうのだ。自機の周りしか見えていない。小さなテーブル台だったのだが、あの頃はそれでも大きく感じていた。

あの頃の思い出をもう一度・・・って俺まだ20だよ!思い出もクソもねえもんだ。思い出に浸るのはもうすこしジジイになってからでいいや。そしてDC購入計画は白紙に戻るのであった。

 

1999/09/19

今日は互換性。

紙というフォーマットが今だ変わらない出版物は、再販をかけようと思えばいくらでもかけられるのに対して、ゲームソフトの場合は、ユーザーの持っているハード(現行機種)のフォーマットに対応したプログラム言語で作り直さなければならず、結果、時間も費用もかかってしまう。

古いハードで作られたものでも、名作は残して欲しいし、完全な移植やロード時間が無くなったものをプレイしたいと思う。

そのためには、ハードを変えたらプログラム言語も変わるという現状はいささか問題が在りすぎる。「この言語で作れば今後の機種で移植が容易」というフォーマットが作られれば、ソフト制作会社側のリスクも軽減されるハズである。

エミュレート技術はそういう方向に使って貰いたいものだ。

 

ソフトウェアは資産である。PSからPS2に移行してもPSのソフトは使えるそうである。

PS2は発売と同時に対応ソフトが2000本以上(おそらくその時期には3000本を超えている)あることになる。専用ソフトは少ないにしてもだ。

セガはあえて上位互換をとらなかった。すべてのハードを切り捨ててきた。MDにしてもSSにしてもDCにしても、新ハードの発表後には旧ハードのソフト供給をやめ、市場を続けて行く気が無いのである。今回は、海外で敗退したりギャルゲーに染まった『サターン』ブランドを拭い去りたかったのだろうか。

理由はコスト削減のためとされているが、コピー対策という意味もあったのだろう。ソフトウェアという資産を捨ててまで選んだDCの現状は、N64と同じソフト不足という問題を抱えている。

遊びたいソフトが数本しかないハードに数万円出すのは勇気がいる。ハードに払う金額はソフトを遊ぶための初期投資といえる。これから遊びたいソフトがバカスカ出てくるとは限らない。かといって古いゲームを遊ぶこともできない。そんなハードに「とりあえず買っておく」という買い方はできない。

多少コスト的に問題があっても、ソフトウェア資産を手放すべきではなかったという考えは、素人の浅はかな考えでしかないのでしょうか。ソニー擁護セガ批判をするつもりは全くないのですけどね・・・。

 

1999/09/18

声優イベントに付属するゲームグッズ販売ショー。(注、ゲームショーの偏った表現です)

今日明日とゲームショーをやっているらしい。

ゲームショーも最初の2〜3回は展示とファンサービスがメインで多くの体験版を配っていたりしたものなのですが、最近は商売っ気が出てきたのか、新作ゲームの紹介よりグッズ販売がメインのようで、コミケ企業ブースとなんらかわらないような気がします。

個人的に、新作の情報や配布パンフレットは資料的なものとしてよいのですが、グッズを買う気は全くありません。なにより家から遠いし、電車賃もない。行かなければいけないという理由もないし、正直面倒なので今回も行かないことにしました。

このゲームショーに来場する人のうち、新作ゲーム情報を目的とする人間がどのくらいいるのか気になります。

グッズや声優イベントのために来場する人間のほうが多いのではないかと思うのは私の心が荒んでいるからなのでしょうか。

メーカー側も本来ならゲームの紹介、PRが目的のハズです。しかし、それだけではマニアしかやってきません。グッズの配布や声優イベント等で一般人(厳密には一般ではないと思う)を引き込んで、ゲーム内容を知ってもらうほうがよいのは言うまでもないでしょう。

ですが、ゲームには関心がなくともやってくる声優ファンを押し退けながら新作ゲームを見て回るのは正直疲れます。グッズの販売や声優イベントはいらないから、せめてゆっくりとゲームを見て回れないものでしょうかね。

業者日があるって?う〜ん、本来業界関係者しか入れませんからねぇ・・・。

 

1999/09/17

久しぶりにゲーセンへ行った。

『ソーラーアサルトリバイズド』があったのでプレイしたが、全然ダメだった。やはり3Dシューティングはあたり判定がよくわからん。

この『ソーラーアサルト』は『グラディウス』シリーズを3Dにしたようなものなのだが、専用大型匡体であるため、殆ど見かけない。いったい何台出荷されたのであろうか。そういえば『ゼビウス』を3Dにした『ソルバルウ』はここ何年もお目にかかっていない。シューティングで3D化は鬼門なのか?『ソーラーアサルト』は家庭用では出ないでしょうね。私くらいにしか売れないでしょうから。

タイトーのレイシリーズやダライアスシリーズのように背景や演出を3Dにするだけならまだ遊びやすかったのでしょうけどね・・・。

 

その後、『グラディウスIV復活』を久しぶりにプレイ。やはり3面の泡で死ぬ。「ああ、このヘタクソめが」などと自分に文句を言ってもしょうがないのだが、どうやら私の腕ではここまでらしい。

うーむ。IIIとIVのカップリングで家庭用ゲーム機に移植されないもんかな。特に『グラディウスIII伝説から神話へ』のアーケード版の難易度は尋常じゃないので、家でじっくりとやりこみたいところである。オマケで『ソーラーアサルト』を入れてくれれば個人的にはすごく嬉しい。

コナミさん、是非移植してくださ〜い。

 

1999/09/18追記

すみません。この日の日記を書く前に『III』『IV』はPS2に移植が決定していたらしいです。SYNちゃん情報ありがとう。雑誌を購読していないので情報に疎いのです私。さすがに『ソーラーアサルト』のオマケはないだろうけどネ。

とりあえず、コナミさんありがとうございま〜す。

 

1999/09/16

昨日の日記を見ると、松原はギャルゲーが嫌いなのか?と思われるであろう。

『カイの冒険』や『メトロイド』、『海腹川背』、『トゥームレイダース』なんかは面白いと思う。・・・が、やはり何かが違うのだ。よく考えてみると、私が挙げたゲームは一般にギャルゲーとして認知されているものではないのである。何故か。それは、私が面白いと思うものは、ギャルでなくても面白いのである。

では、ギャルゲーの定義とはなんなのだろうか。

パッケージに女性が描いてあればギャルゲーかというとそうでもない。仮にそうだとすると、『エネミーゼロ』もギャルゲーになってしまう。ギャルゲーとは、ただ単にギャルが出てくるか、ギャルを動かすゲームではなく、エロゲーや、恋愛シミュレーションのように、作品全体にギャルでなければならないキャラクターを押し出しているゲームのことなのである(注、偏見です)。男性キャラ等に置き換えることのできないゲーム(置き換えるとただのクソゲーになってしまう)と私は判断した(注、独断です)。

 

自分でもよくわからないが、私には純粋にギャルゲーを楽しめる心がないらしい。

恋愛シミュレーションの火つけ役となったシステム(ゲーム性)に工夫のある『ときめきメモリアル』に関しても、『プリンセスメーカー』から派生した画期的なシステムを理解した時点でプレイする気など起きなかった。タイムテーブルとパラメータ。それだけわかればよかったのである。私からすれば、このシステムを使ったゲームが何故ギャルゲーだけなのか疑問だ。

私、偏屈者ですからね。

 

1999/09/15

ゲーマーという言葉が嫌いになったのはいつの頃からだろう。

昔はゲーマーといえばゲームのうまい人。その気があれば一日中ゲームセンターで点数を稼ぎ続けられるあこがれの人だったように思う。いまではゲーマーに代わる言葉としてスコアラーがあり、スコアラーたちは日々、異常な得点をたたきだしている。当然技術のない私は彼等のようにスコアラーになることはできない。

では現在ゲーマーとはなんなのだろうか。

ゲー○ーズという店がギャルゲーグッズをバカスカ売っているからかどうかは知らないが、[ゲーマー=ギャルゲーマーの略称]という印象が強い。

『ときメモ』等が流行っていたときに、[ゲーム=恋愛シミュレーション]だったからなのかもしないが、どうやら[マニア=ギャルゲーが好き]という式が成り立ってしまったらしい。

私はゲーマーでなければスコアラーでもない。単なるゲーム好きである。お間違いのなきよう。

 

1999/09/14

古本屋にSFCソフトの新品の流れものが均一価格ワゴンセールだったので、ごっそり購入。10本も買いました。なんだか使うときは一辺に使っている気がする。

渋めの『コンバット!』や、前作の割にはマイナーな『アクトレイザー2』、PC-FXで持っているんだけど『デアラングリッサー』、「超クソゲー」に載っていたがクソゲーではないソフト『ガンダムW』などを購入・・・だけならまともだったのですが、イマジニアの何故かカードバトルである『若貴大相撲』や、某仮面ゲームの前作『真・聖刻』までも冗談で買ってしまいました。一本500円なら冗談で買える値段だよな。

 

とりあえず遊んでみたゲームの感想でも・・・。

『コンバット!』は、取っ付きは悪いが、じっくり遊ぶとハマりそうです。私は「コンバット!」を観たことがないのですが、TVの世代が合うのか、はたまた戦争ものが好きだったからなのか、父はサンダース軍曹を知っていました。

格闘ゲームである『ガンダムW』はとても出来がよかったです。よくSFCのスペックでここまでやったという感じですね。NICK(肉)氏と対戦しまくりました。誰だ?掲示板にてガンダムゲームに駄作が多いなんていった奴は。・・・私です。すみませんでした。

 

1999/09/13

オ○ムでフィーバーしている藤岡市にて、何気なく「じゅげむ」を49冊まとめ買いしました。5000円もしました。重いです。

この藤岡市、ガソリンスタンドに『オ○ム関係者給油禁止』という看板があったり、塀に『オ○ムでていけ』とスプレーで描かれていたりと、なかなか荒んでいます。

 

宗教か・・・。

日々悩んでいる人がはいれば、信じ続ける限り悩まずに済むようになり、何も考えずに幸せな毎日を送ることができるという利点はある。

 

オ○ム信者の場合は、悩み事(考えること)から解放されるべく入った宗教にて、疑うことはまた悩むことにつながるため、回りの全てを否定して生きて行く以外術のない人間になってしまったことになる。

おそらくこれからもやめることはないのだろうな。同じ宗教の上にいる人間以外は自分より下だから何を話しても聞き入れようとはしないし、何しろ自分で考える(判断を下す)ことなどとっくに放棄しているしな。

悩むこと、考えることから逃げた弱い人間。要は自分自身の弱さであり身から出た錆びなのだが、もう社会復帰はできない(世間的ではなく精神的に)だろうと思うとちょっぴりかわいそうなのであった。

思想を画一化させる宗教なんていらねえや。自分の考えは大切にネ。

 

1999/09/12

今日はSYNちゃんの姉にSS『マイティヒット』とSS『誕生S』を貰いました。

いつもながら思うのだが、いったい何を基準に買っているんだろうか。

 

SYNちゃん自身からも『操兵伝』(仮面つき)を受け取りました。

ちなみにソフトは未開封。SYNちゃんいわく、「箱を開けたら嫌になった」とのこと。(これでは感想は聞けない)

開けてみて納得。

マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』や、PS『ノットトレジャーハンター』の石仮面のような重い仮面の不気味さにはインパクトがあるのだが、それ以上に仮面が入っていたプラケースが不気味。仮面の型(顔の型)そのままなので、逆から見たらかなりこわい。

パッケージに「仮面成長シミュレータ」なる意味深な言葉とその意味を記した文があったので紹介しておこう。


[仮面成長シミュレータとは・・・]

ゲーム画面中、戦闘やイベントで手に入れる聖刻石。<操兵>の能力をカスタマイズするために必要なその聖刻石を”仮面”裏側に配置してシミュレートし、その効果を確認するものです。

変更前に聖刻石を配置しておき、画面上で戦闘やイベントにより新しい配置で効果を検討、前の配置を”仮面”に残しておけば元に戻すときの指針となります。また、八門派の練法師たちによる修行を聖刻石と”仮面”を使って表現した「八門派表裏練法戦陣」として、独立したゲームでたのしむこともできます。


要約すると、結局はパスワードのメモ帳がわりにしか使えないということ。

ちょっと気になった「独立したゲーム」は、ルールを読んでみたらスゴロクだった。

なんかいらねえよな。これ。

 

SYNちゃんの姉から、今度は『風水先生』を貰う予定・・・。

 

1999/09/11

金が無くて困っているSYNちゃんから『FFコレクションアニバーサリーパッケージ』を買う。

とりあえずブツの感想を聞いてみた。

私「どうなん?」

SYNちゃん「いちいち読み込みがあって不快きわまりねえよ。IVは曲がずれてたしな。SFCのROMで全部持っているからこんなもんいらねえや。」

私「VIのオペラは?」

SYNちゃん「音楽CDの使い回しだからダメ。」

私「ふーん、駄目じゃん。」

SYNちゃん「ああ、いいとこなし。」

とのこと。見せられ飛ばせないムービーが嫌いな二人の会話なので、そんなものは最初から念頭に無し。

私もSFCのROMで全て持っているので(IVはイージータイプまである。)、わざわざプレイする気にはなれないな。劣化移植はうれしくないです。ま、時計がコレクターズアイテムとしては良いのではないでしょうかね。

 

1999/09/10

FC版『忍者龍剣伝』の1〜3作を移植したというSFC『忍者龍剣伝巴』を買ってきた。

遊んでみたところ、とりあえず完全再現ではある。が、音とグラフィックがSFCという印象・・・。

うーむ、そういえば同じようにFCをSFCに移植したものがあったなぁと言うことで、ハドソンの『キャラバンシューティングコレクション』と比較してみた。

結果を先に書くと、どちらも良い移植。ただ、方向性が少し違う。

テクモの方はSFCの機能を付加した+α移植で、ハドソンの方はFC版の完全移植なのである。


『忍者龍剣伝巴』

グラフィックに関しては、見比べないと気付かないかもしれないが、FCでは再現できない色数が使われている。(見比べないと気付かないのは、FC版が異常なほど良く作られていたという証拠)

2作目のステータス表示がFCでは時間やダメージで色が変化していたのだが、SFC版では何の変哲もない普通のステータス表示になっている。(好きだったんだけどねぇ。)

FC版では3作目だけだったパスワードコンティニューが全作についているのは遊びやすいところ。


『キャラバンシューティングコレクション』

まごうことなき完全移植である。FC版と比較しても違いが殆ど判らない。「でもSFCなんだ」と気付かせてくれるのは入力デバイス(コントローラ)くらいなのである。音源の違う本体で音まで再現したハドソンの底力はスゴイの一言。(ヘクター’87のパネル出現音は若干違うのだが)

本体性能的に使用可能音数が増えているので、キャラバン経験者であれば効果音によってメロディがとぎれなくなっている事に気がつくかも。ただ、処理落ちが無い分だけFC版より難しいので注意。


ちなみに、アーケード版の『忍者龍剣伝』は、どこにも移植されていないが、スゴイので必見。ゲームセンター(アミューズメントパーク?)で探してみよう。個人的な意見だが、アレでは忍者ではなくNINJAである。

 

1999/09/09

今日はついにSYNちゃんが買ってきてしまった悪のゲーム『G.T.A.』(グランドセフトオート)について。

この『G.T.A.』は、SYSCOM社の作品で『ヴィジランテ8』(海外ではN64版が売れているらしい)の前に出たものである。悪の限りを尽くすことのできる夢のゲームで爽快感バッチリ。『ボンバーマン』以上だと思うぞ。

プレイしていると自分の暗黒面が表に出ること必至。

仕事(ボスからの指令)をこなすのが目的なのだが、指令を受けずに悪の限りを尽くしてもいいのだ。なにかと自由なゲームである。

 

盗難車(ボタン一つで運転手を引きずり降ろして奪えます)に乗っている時に、修理工場(だったかな?)に車を入れると、<プレートをつけかえた。この車はクリーンだ。>との表示。「いや、クリーンは違うだろ」というツッコミはゲームの趣旨から考えると全く見当違いのようだ。

初めてマシンガンを拾ったときには<無差別タイム>と表示され、制限時間内に乱射しまくり、車を撃ち壊すなり市民を撃つなりして1000ポイントとればさらにボーナスというものがあったりと、飽きさせない工夫も随所に見られるので造りは丁寧。

SYNちゃん「ポリが追って来やがった」

私「耐久力の高いタンクローリーに乗り換えて轢いちまえ」

などの会話がゲームプレイ中に飛び交う。

「お、高く売れそうな車だな、いただき」(このゲームでは盗んだ車を売ることができる。)

「対向車線すいてるじゃん」(走れます)

「歩道をショートカットするか」(人を轢いてもペナルティなし)

これ、あたりまえ。

だが、人を轢くと、轢かれた人間のグラフィックが表示され、救急車が来るのだが、見ていたらその場で治療。治った(らしい)患者は路面に血の後を残したまま画面がいに飛びはねて行った。さすがにこれには呆然とした。で、

「売っても2000ドルにしかならねぇ車(売りました)のクセに俺の車(注、盗難車です)にぶつけんじゃねえよ!(注、ぶつけたのはプレイヤーの操作ミスです)

などの言葉が出てくればもう私が助言することは何もありません。

そうなるとプレイしているときにどんなにヤバイことを口走っているかをテープレコーダーにとるというのも面白いかもしれないな。(SYNちゃんの暴言はかなりヤバイかった。)

 

落ちているアイテムも『ピストル』『マシンガン』『ブタ箱免除』『警察への賄賂』などなど、素晴しいものばかり。

単体で聴いたらいらない曲だが、このゲームにはピッタリハマってるBGMもGood!

と、まあここまで書けばとても買いたくなる内容なのだが、おしむらくは操作性。方向キーの左右が旋回で前進、後退がそれぞれボタンというもので、ラジコンカーを操作するような感覚なのだ。それだけならまだ良いが、前進、後退の切り換え時に何故かハンドルがニュートラル(表現が変か?)に戻されてしまうのだ。これでは切り返しができねぇよな。で、車を降りた状態でさえ方向キーの左右が旋回で前進、後退がボタンというのはなかなか無茶なインターフェースだと思うのは私だけか?

慣れれば笑い転げながらプレイできるのだがいかんせん敷居が高いんだ。

根性あるならやってみな。

 

1999/09/08

出たばかりの『フロントミッションサード』について。

以前体験版をプレイしたところ、遊び勝手は良かったです。できは悪くありません。しかし、「フロントミッション」は、前作『フロントミッションセカンド』で完全に泥を塗ってしまったシリーズタイトルですので、一般ユーザーもマニアユーザーも懲りてしまっているのではないでしょうか。

今までのユーザーに売るのが目的であれば、「フロントミッション」という看板は足枷にしかなりません。

『サード』の購買層は

『セカンド』をプレイしていなくて、雑誌などで面白そうだと思った人

『セカンド』のことは水に流して(無かったことにして)『サード』に期待していた人

雑誌の体験版等で「これなら買ってもいいや」と思った人

『セカンド』を肯定できる数少ない人

に限られるのではないでしょうか。

『セカンド』で散々な目にあったから、『サード』はいくら改善されているからといってもわざわざ新品を買う気にはなれない。というのが一般論です。

 

数を売るために、失敗作にシリーズタイトルをつけてしまった『セカンド』を完全になかったものにすることはできません。どうせなら続編に縛られずに新シリーズで出せばよかったのに・・・。と思うのは私だけなのでしょうか。

 

有名なシリーズタイトルをつければ駄作でもネームバリューで売れるという考えは、自社ブランドの評価を下げるのと同時にその次の作品に確実に影響してきます。

もう一つの看板タイトル『ファイナルファンタジー』も同じ道を歩んでしまうかもしれません。

 

1999/09/07

キーレスポンスとゲーム性について。

キーレスポンスとは、ボタン等の入力をしてから結果が表示されるまでの反応速度のことです。動きに重みを感じるものはキーレスポンスが遅いものと考えて貰えばよいのではないでしょうか。

私はキーレスポンスが遅いものは基本的にクソゲーだと考えています。『カラテカ』や『フラッシュバック』等は、私の考えではクソゲーです。

理由は、思い通りに動かないだけではありません。格闘ゲームで言えば、コンピュータや対戦相手の動き(画面表示)を見てからでは間に合わない(反応できない)という致命的な欠陥が浮き彫りにされます。

 

何故キーレスポンスが遅くなるのか、本来最重要視するべきキーレスポンスを差し置いてまで行いたかった処理はなんなのか。それは、やはりプレイヤーキャラのアニメーションなのでしょうか。しかし、『カラテカ』同様、キャラパターンの多い『ムーンクリスタル』はキーレスポンスが速く、快適に操作できます。

このことから、『カラテカ』の理不尽なまでのキーレスポンスの遅さは、時間で敵が出るリアルタイムイベントを行うためなのだろうと解釈しておきます。が、そんな物のためにゲーム性が大きく損なわれていると思うと納得できません。

やはりクソゲーですね。ただ単にプログラマーの能力が低いか、ハードの処理が追い付かないか、確信犯かのいずれかです。

 

処理落ちに関して言えば、FCの『ガンナック』というシューティングのオプションがイケてました。スプライト優先かスクロール優先かを選べるというもので、スクロールを優先すると、スクロールスピードは一定だが、そのぶん処理しきれないスプライトが点滅もしくは消えてしまうというもの。逆にスプライトを優先すると、スプライトは消えないが、スクロールスピードが遅くなる事があるというものでした。

FCというハードの性能でハデなシューティングを動かすにはどうしても何かを犠牲にしなければならなかった。しかし、何を犠牲にするかはプレイヤーが選べる。この工夫は少なくとも私を感動させてくれました。

 

1999/09/06

兄から『ファミコンランナー高橋名人物語』というマンガの1〜6巻を受け取る。6巻セットで300円で買ったらしい。安いね。

内容はコロコロコミックに掲載されていたギャグマンガで、1巻には毛利名人との対決(予想)も描かれている。このころはまだ映画化が決まっていなかったらしい。

タイトルには「高橋名人物語」とあるが、ギャグ部分を重要視するあまり、かなりぶっ飛んだ内容になっていた。「あれはフィクションだ」とどこかで高橋名人自身が弁解していたっけな。確かに第一話の「札幌採り」(ウンコを投げてセミを採る話)はヒドイからなぁ。

この本、どうやら7巻が最終巻らしい。見つかるといいな。

 

近況報告

MD『ガントレット』はLEVEL400を超えたあたりで、「このままでは廃人になる」と思い、電源を切りました。今度はクエストモードで廃人決定か?

 

1999/09/05

今日のお題はAI。

AIなんてものには『ザナック』や『ドラゴンクエストIV』くらいにしか触れたことがなく、今日の今日までポケピを『ポケットカチュウ』の略だと勘違いしていたり、ファービーとギズモ(ドラゴンクエストではなくグレムリンの方)の違いが今だに判らなかったりする私ですが、兄が購入した『音声認識方式のカーナビ』にはなかなか驚かされました。

もう少しまてば

「そうだよなアスラーダ」

なんていうサイバーフォーミュラの世界ですね。いや、

「おはようマイケル」

「やあキッド」

の方かも。知らない人が車外から見ると独り言を言って何かと交信しているような危ない奴なのですが。

 

以前、知り合いと、カーナビの未来はどうなるかという話しをしたことがあった。

ドライバーが男なら女性のカーナビ、女ならその逆で、『カーナビと恋愛シミュレーション』機能や、良く行く店を登録する人のために、カーナビがインターネットで検索して「こんなお店がありますよ?」などと教えてくれる『無断でインターネット検索』機能。

ついでに最新情報も検索して「こんなお店ができました」というのも良いかも。

でも、それがアヤシイ店だったりしたらイヤなカーナビだよな。

というような話しだったと思う。

使う人の性格がにじみ出るようなカーナビになってしまうかも。

そうなったら、オタクの使うカーナビが見てみたいような気もする。

 

そういえばコミケの駐車場は、まともな車もあったが、日本中のイヤな車を一箇所に集めたような場所だった。アニメのキャラのステッカーがベタベタ貼ってあったりするんだよな。エロゲーで人気のMULTIMAXだかなんだかのステッカーが貼ってある車が何台もあった。知り合いいわく「椎名百貨店というマンガに出てきたアンドロイドのパクリキャラ」らしい。実際の所、よくは知らんが、パクリはいかんよ。

 

1999/09/04

MD『ガントレット』やってます。以前友人の家でクエストモードを遊んで「アーケードよりいいじゃん」と、本気でハマったのですが、現在まで入手できませんでした。ようやく手に入れたので嬉しくって日記を書くのも忘れてず〜っとプレイしていたのですが、アーケードモードで難易度を落として延々とプレイすること数時間、190LEVELまで行きましたがさっぱり終わる気配がありません。

すごく好きなんだけど、ず〜〜〜〜〜っとやっていると・・・ネェ。同じようなマップが何回も出ましたし。正直なところ、かなりダレました。

こんなことなら最初からクエストモードをやるんだったよ。

明日は外出、帰ってきたらまた続きをやります。それまでポースをかけておきます。それが終わったらクエストモードをじっくりプレイ・・・の予定です。

本気でハマれるゲームがあるというのは幸せなことですね。(ダレたけど)

 

1999/09/03

この前は非ポリゴン3Dでしたが、ポリゴン3Dゲーム(レース等)にもロストテクノロジーになるのではないかと思われるものがあります。

競走車が奥にいるときと手前にいるときでは違うデータで、ポリゴン数が違うというものです。極端にいえば、視界にいない競走車は座標データしか必要ありません。

 

SSやPSでは再現できるポリゴン数にかなりの制限があります。

競走車にできるだけポリゴンを割いてリアルに仕上げた方が良いということは確かです。

しかし、殆どのレースゲームの場合、競走車は一台ではありません。競走車の台数で割るとどうしても一台あたりのポリゴン数に制限がつきます。

では、何が犠牲になるのでしょうか、背景でしょうか、フレーム数でしょうか。いや、そんなものを削らなくても遠くにある競走車(小さく描写されるもの)のポリゴン数を削ればよいのです。

近くを走る(走れる)車の数は限られていますからね。(スペース的な側面から見ても近くを走れる車というのは限られている)

えっ、スタート地点では何台もいるじゃないかって?

ちょっと前方に見える車はすでにポリゴン数が削減されています。近づけば切り替わるのですが、そのときには数台が既に自分より後ろ(視界の外)になっています。要はスタート時がほぼ(若干の余裕はもたせてあるが)表示限界だということです。

 

どんなにハード技術が進歩しても、ハード性能に頼りきるのではなく、技術的な工夫も忘れないで欲しいですね。時間短縮や労力削減といった面ではハード性能に頼ったほうが良いのかも知れませんけど・・・。

 

1999/09/02

SYNちゃんが「『ワイルドアームズ2』を買いに秋葉原まで行くゼ!」と言ったので、便乗して秋葉原へ行くことにした。

SYNちゃんは着くなり早速お目当てのソフトを買ったので、後は適当に見て回る。

MCDの『ダンジョンマスターII』なんかを買いながらフラフラと秋葉原を徘徊していたところ、ソ○マップの中古売り場にてNGの『メタルスラッグ』中古ROMを79800円+消費税で購入したオバサンがいた。

いやぁアレにはビビったね。79800円ですゼ?

「息子に頼まれたんですけど最初のメタルスラッグってこれですよね」などと店員に聞いていたが、あんた絶対だまされてるよ。

オレなら24800円で探せるよ?15000円で売っているのも見たことがあったしな。もちろん秋葉原じゃないけどネ。しかし、ソ○マップ価格にはビックリした。他の店でもせいぜい39800円が良い所である。それからさらに4万円も高い。スゲエや。

そんな出来事の後、かねてより欲しかったTENGENの『ポピルズ』と『ヴイファイヴ』を購入。

PCエンジンの100円ソフトを漁っていたSYNちゃんは勢い余ってPSの『猫侍』と『操兵伝石仮面付き』を購入してしまう。帰る途中、石仮面入りの紙袋を見ながら「オレはこんなものを買いに秋葉原まで行ったのか?」と真剣に悩んでいたので、「後で感想を教えてくれ」とトドメをさしておいた。箱に書いてある「仮面成長システム」などの文字が笑いを誘う。値段分笑えればいいんじゃないかと思うのだがどうだろうか。

帰り道、某駅にて途中下車。ここには行き着けの古本屋がある。一冊だと100円だが、沢山買うと一冊あたり50円になる。捨て値だ(100円でも捨て値だが)。ここぞとばかりに攻略本をレジへと運ぶ。「2100円です。」うひょーっ安いゼ。袋いっぱいの幸せだ。特に持っていなかったFCの攻略本が数冊見つかったのがうれしい。

バンザーイ。でもとっても重かった。

 

1999/09/01

今日のお題はロストテクノロジーと化して久しい疑似3Dシューティング(非ポリゴン3Dシューティング)。スペースハリアータイプと言えばピンとくるだろうか。

 

実は最近まで疑似3Dモノは好きではなかった。理由として、当たり判定が理解し辛く、理解していないから下手だったということがある。操作性や当たり判定が作品ごとに違うので、他のジャンルより敷居が高いことは確かなようだ。しかし、SG専用ソフト『バトルエース』でSGの機能を使った丁寧な遠近アニメーション(一枚一枚別データ)を、じっくり何度もプレイして見ていたら、今までに無い「避ける楽しさ」を感じることができ、照準を合わせる作業も気持ち良いものに変わった。疑似3Dも満更ではないという意見に達したのである。ぐるぐると円を描くように移動していれば障害物以外にはぶつからず、先に進むことができる。逆を言えば、移動していないとミサイルに当たって即死。

流石にFCの疑似3Dでは、遠くから近くまでのコマ数(キャラクターパターン)が少ないので、間のコマが無く、「急に大きくなったかと思うと即死」ということが頻繁に起こっていたが、『バトルエース』くらいのコマ数があれば、徐々に近づいて来るのが解るので避けようがあるのだ。

現在、確実に1000円を切った値段で売られている『バトルエース』に関しては、「つまらないから安い」と勘違いしている人もいると思う。私も以前、遊んで見たものの1面もクリアできずに投げ出した一人であった。安くなった原因としては、ハードの普及率のわりにソフトの出荷数が多かったことと、人気がないジャンルであると推測できる。供給過多では値崩れは必然事項。ただ、ジャンルが嫌いであっても、オプション画面で選んで聴くことができるBGMがとても良いので、ハードを持っているのであればそれだけでも購入をオススメしたい。

 

余談だが、今やっている『ガンサイト』の疑似3D部分はミサイルを避けるのが難しい。まさに「急に大きくなったかと思うと即死」というゲームなのだ。