情報要塞管理日記


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1999/07/31

今日は『ロックマン』好きのSYNちゃんと共に、『ロックマン』に酷似したアクションゲーム『まじかるキッズどろぴ〜』をプレイした。

「確信犯」。このゲームを語る上で欠かすことのできない言葉である。

スクロール、自キャラの顔、キャラのアニメーション、敵の行動パターン、装備変更、ボスの登場シーン、音楽、効果音などなど、どこを見ても真似なのである。i-Macに似ているSOTECのマシン並みである。しかし、このゲーム、ファミコンの時代ではそれだけでクソゲーに分類されるという要素、「難易度がバカ高い」という部分を併せ持っていたので、あまり有名ではない。

『ロックマン』を出したカプコンは、昔、『ストリートファイターII』のパクリだとして『ファイターズヒストリー』を訴えたことがあったが、このゲームは何故訴えなかったんだ?

 

しかし、『まじかるキッズどろぴ〜』は、どうにか3-2まで進んだが、難しすぎてどうにも先に進めない。困ったものだ。

 

1999/07/30

今日はオバQ。マンガ版。私はマンガ版のたたみかける様なくだらないギャグが純粋に好きだったりする。

初登場時のQ太郎は、初登場のドラえもんの様に頭より胴のほうがデカく、毛が三本ではないのがポイント。しかも卵から出てきます。母親の名前はおZ(オゼット)でした。オバケには、なにかしらのアルファベットが入っているんですね(ドロンパを除く)。

・・・?もしかして、疑ってます?ボクをバカキチ扱いします?・・・いいでしょう。単行本を読んでください。私の書いたことが正しかったと認めざるを得なくなりますからね。ケッケッケッ。

何っ!『オバケのQ太郎』は黒人のオバケが出るという理由で現在絶版中だと!

確かに『チビクロサンボ』も『チビクロ散歩』になってるし、『ジャングル黒ベエ』のアニメは放映禁止だしな。『あんみつ姫』のマンガ(宙出版)も外人の表現に黒人の絵があって、初版以降は差し替えられていたよなぁ。

黒人差別問題の前に表現の自由だけでなく幼い頃の思い出さえも失われた感じのした今日この頃であった。オバケのQ太郎は読める人だけ読んでください。

 

1999/07/29

今日は何もなかったので、昨日、久しぶりに上京したことを書く。

 

某所で用事を済ませた後、『PAXパワーグローブ』を始めて使用。注意の紙に

PAXパワーグローブはジョイスティックではありません。

まったく新しいテクノロジーから生まれた、ファミコンゲームを楽しむための

画期的なコントローラです。ただ、操作性が大変微妙なため、使いなれるのに

何日か練習が必要です。イライラせず、あきらめないで練習を続けてください。

練習によって使いこなせるようになり、今までに無かったゲームとの一体感を

得る事ができます。(太字も原文そのまま)

と書いてあったので、とりあえず笑った。

 

上京したついでに、秋葉原へ。

MSX2の『ドラゴンスレイヤーIV』が安くなっていたので購入。このソフトはファミコン版とMSX版、MSX2版の3種類が存在します。このゲームはBGMが良い。やはり古代さんである。イースやアクトレイザーの作曲者。キングレコードの『Falcom SPECIAL BOX '91』に全19曲入っているので曲を聴くのには困らないのだが、ファルコムファンの私はコレクターズアイテムとしてゲット!

その後、秋葉原のダークゾーンを一通り眺め、精神的に疲れ果てた後、帰宅。鈍行2時間。肉体的にも疲れた。

帰宅途中、知り合いにアドビイラストレーターの使い方が解らないからやってくれと頼まれる。私も知っているわけではないが、何かの足しにはなるだろうと手伝いに行った。パスの引き方は習ったことがあったものの、テキスト関係の作業は今日が始めて。

適当にいじっていたところ、テキスト関係の使い方(段組みなど)が色々とできるようになった。マニュアル無しでもなんとかなるものだ。

図面に合わせて文章や枠等を張り込む作業は、今後、レイアウト作成など、様々な面で役に立つと思われる。ウーム、貴重な2時間であった。でも疲れた。

実力以上のナイスジョブに気を良くした知り合いは、近いうちに私をまた呼ぶらしい。うひー。

 

今日の一言「Don't来い」・・・来いってこと?来るなってこと?

 

1999/07/28

今日は疑問。「瞑想」について。

邪念をなくし、心を落ち着かせ、何も考えないことらしい。

試しに何も考えないように心がけた。しかし、これでは「何も考えないようにしよう」ということを考えているので、純粋に何も考えていないわけではない。なんてことを考えながらボーッとしていたらいつのまにか寝てました

マンガやテレビの寺で、座禅をくんで、瞑想するシーンがありますよね。邪念があったら叩かれ、何も考えてはいけないが、寝たら叩き起こされる。これじゃ苦行ですよねぇ。この場合、「何も考えない振りをする」というのがベストなんでしょうか。純粋に何も考えない=寝るというのは間違っていますか?この疑問は禅問答のようにも思える。

私はこの疑問に答えられないようなクソ坊主に叩かれた日にゃブチ切れるぞ!

 

1999/07/27

なんだかペット育成ゲームが話題騒然らしい。『たまごっち』、『ポケットピカチュウ』以来の大流行。『ドラゴンクエストモンスターズ』も人気だったしね。今や育てないゲームは売れない・・・かというとそうでもないか。やはりペットは心の支えになるんでしょうか。ペットの飼えない環境にいる人には最適ですよね。このままではデジタルペット増えて行きそうですね。デジタルだと飽きたときに世話に困らないのが良いのかも。「飼い犬に手を噛まれる」なんてこともないですしね。ただ、子供の感性を養うためにはとりかえしのつかない生き物の方が良いような気がします。「なんだかブサイク、いいや、リセットしちゃえ」というのはあまり良い気がしないのですよ。『たまごっち』世代の方は現実にゲームを持ちこまないでくださいね。人生にセーブやロードは存在しないのですから。

逆の意見を言うと、いまだに『たまごっち』や『ポケットピカチュウ』やってる人います?あまり見ないんですけど。やはり飽きてしまうんですかね。それとも、いまさら『たまごっち』や『ポケットピカチュウ』を持ち歩くのはハズカシイのですか?流行にのっていただけなんですか?どちらにしても生き物では通用しない言い訳ですよね。

簡単に責任を放棄できるデジタルペットの暗黒面がちょっぴり見えてしまいましたね。

でも、俺は今流行の『シーマン』いらないけどなぁ。

 

1999/07/26

最近「照準移動ゲーム」がマイブーム。ただ照準を合わせるだけではありません。プレイヤーキャラが画面内に存在し、動いて、避けて、迎撃します。休む暇がなく結構忙しいゲームです。

SEGA『SDI』、MD『宇宙戦艦ゴモラ』、PCエンジン『激写ボーイ』にラブラブ。これらのゲームは極端にいえば「覚えゲーム」。ただ、同じ覚えゲームでも、「音ゲー」と呼ばれる純粋な覚えゲームよりもアドリブが効く分面白いと思うのは感性が古い人間の証拠なのでしょうか?

アドリブ勝負のSEGA『YAMATO』は古いだけあって遊び辛かったりする。リメイク希望。

近況、涼しい廊下から部屋に入ったら体じゅうに水滴。「結露か?」と思ったが、ただの汗だった。暑いって嫌ですねぇ。寒いも嫌。掲示版できたんでよかったら書き込んでください。質問大歓迎。

 

1999/07/25

昨日、SYNちゃんからマンガを貰いました。

新声社刊、平野耕太著、『進め!!聖学電脳研究部』(1999/04/25発行)定価:本体950円+税

というギャグマンガです。

あなたがゲームマニアであれば確実に笑えます。私ですか?勿論笑いました。が、このマンガにでてくる寺門部長の性格が九割以上ハマっているので、なんとも複雑な気分でした。

でも、スクウェアで一番好きなゲームって言ったら『ファイナルファンタジーIII』だよねぇ・・・。『アルファ』『ウィル』『ジェネシス』『ブラスティ』は世代的に違うので却下。

実は、「新しいゲームは高いから」という理由で安い(古い)ゲームばかり買っていたら「それもいいかも」という気持ちになり、自然と寺門部長のようなゲーム遍歴を持つ人間になってしまったらしい。誤解がないように書いておきますが、安いゲームから面白いゲームを探すのが好きだっただけで、純粋にクソゲーが好きだったわけではありません。でも最近クリアしているゲームは殆どクソゲー。・・・まぁ、面白いゲームはあらかたクリアしてしまいましたからねぇ。

 

1999/07/24

あっ、また間違えやがった。そのコントローラは違うんだって、何回やれば気がすむんだよ。なんでファミコンやろうってのにメガドラのコントローラ握ってんだ?せめてPCエンジンのコントローラなら似てるから弁解の予知もあるが、ボタンの数が全然違うだろ?このボケが!ま〜ったく学習機能ねぇな俺!

・・・でも、なんでセレクターの切り換えは間違えないんだろ・・・。

 

1999/07/23

少し前にKOEI刊の『ピピン・プロジェクト バンダイのマルチメディア戦略』(1996/06/14初版発行)という本を古本屋で見つけた。友人や兄に「どう?」と薦めたところ、「それは失敗しているから・・・」と全員に拒否された。

確かに事実ではある。まるで完全否定されつくした宗教や思想の書物を読むように、誰もいないときに一人こっそりと読んだ(他人がいたら本など読まないという意見もあり)。

販売競争での成功の軌跡、経営方針など、最もらしいことが書いてある。ただし、失敗というマイナス面を見なければの話。

この本では、数々の美談と共にバンダイを成功した会社として書いてある。しかし、「数打てば当たる経営方針」や「縁故採用の肯定」など、今や否定されつつあるバンダイの在り方が随所に見られる妙な本でもあった。

 

1999/07/22

スターウォーズエピソード1は見ましたか?

私は見ていません。それどころかシリーズを一作も見たことがありません。

私がスターウォーズに触れたのは類を見ないブルーメタリック色のカートリッジで、「オレサマ ハ サソリベイダー ダ」というメッセージが出るファミコン版くらいです。映画の中でサソリベイダーがどんな雄姿なのかは想像できませんが、あれだけ騒いでいるんですからとてもカッコイイのでしょうね。

 

1999/07/21

本職はドット絵師らしいのですが、日記が素晴しく面白いデクさんのホームページを見た。藤子不二雄マンガは割と好きなのですが、7月20日の日記のパーマン5号にはビックリ。私はマンガ版には縁が無かったので、

サブ 「カバオくん、お父さんの入れ歯めっかった?」

カバオ「まだみたい」

というアニメ版のセリフが印象に残っている程度。しかし、パーマンと言えばこのセリフ。私の中で決定。あとパーチャク(パー着?)。パワッチはシュワッチのパロディだったんでしょうか。

 

近況、UCHから3〜5月分のファミ通が届いたのでデータ入力遂行中。

 

1999/07/20

バイトして金が入ったので音楽CD『ナイトストライカーコンプリートアルバム』を購入。これが今、マイブーム大ヒット再生中である。

関係無いが、このCDを買った店に『北斗の拳』のプラモデルNo.2「けり」というものが売っていた。その名のとおりケンシロウの蹴りポーズで、かなり心を動かされたが、購入には踏み切らなかった。

さらに関係無いが、兄がアニメイトで何か買ったらしく、家に『ACT』が落ちていた。『ACT』によると、8月中旬にソフトバンクパブリッシングから『仙窟活龍大戦カオスシード公式設定資料集』が発売されるらしい。何故今更?と思うかもしれないが、そんなことはどうでもよい。絶対買うぞ。私は。

一口メモ 『ACT』について

アニメイトでコミックやCD等、商品を購入すると、商品と共に袋に入ってくる小冊子である。

コミックの新刊情報リストが載っているので、購入の参考になる。ただ、情報が確実ではなく、発売が延期されたり中止されたりが頻繁に起きるのが難点かも。

何故そんなことを詳しく知っているかって?そりゃあもう、オ・タ・クですからネ。

 

1999/07/19

家にある最新ソフトを調べてみたらPSの『L.S.D』(1998.10.22)だと発覚した。今年発売したゲームは一つも持っていなかったらしい。

この『L.S.D』というソフト、メーカーは『東京魔人学園剣風帖』を出したアスミックエースなのですが、いくら『東京魔人学園剣風帖』が好きでもメーカーブランドで買ってはいけません。オビに「こんなのゲームじゃない。」、「60分間ノンストップ電波系音楽CDを同梱[初回生産分限定]」と書いてあるので普通は買うわけないでしょうが、念のために忠告しておきます。

おっと、そこのあなた、私は買うなといってるんですよ、何故レジへ持って行きますか?なに?ウケ狙い?・・・なら良いでしょう。止めません。

ちょっとちょっとそこのあなた、そのソフトどんなものか知ってるんですか?え?KENISIIのファン?・・・OK、買いなさい。

なんだ、あなたもですか?・・・!?タイトルに魅かれた?・・・ソフトを買うのは良いですけれど、覚醒剤には手を出さないでくださいね。

ちなみに、家にある『L.S.D』は今だに未開封だったりします。

 

1999/07/18

昨日の昼から今日にかけて、車で茨城県水戸市(片道150kmくらい)まで遠出した。地図を片手に気ままに遠出するのはとても気持ちがよい。しかし、クーラーがダメなので、夜寝るときにとても暑かった。

途中、足利市でSFCの『超兄貴爆烈乱闘篇』初回限定CD付を購入。このCD、メチャメチャ変。1曲目が「奥さん 米屋です」、2曲目が「花電車でGO!」というタイトルから、どれだけバカCDだかが想像できるのではないでしょうか。ちなみに制作は『TWOFIVE』。

一口メモ 『TWOFIVE』とは

簡単に説明すると、『超兄貴』シリーズや、『LUNAR』、『グランディア』シリーズの音楽を手がけた音楽制作会社です。

マニアの方には『TWOFIVE』と呼ぶよりメガドライブ時代に数々のゲームミュージックを手がけた『CUBE』を指して、元CUBEと呼んだ方が通りがよいかもしれません。メガCDで発売された初代『LUNAR』や『鋼鉄帝国』の音楽も確か『CUBE』が担当していました。

いやあ、岩垂徳行さんは良いですね。

小山市のコンビニで森永ドラえもんゼリーを見た(どこのコンビニでもあるとは思うが)。フタの裏に今日の運勢が書いてあるというもの。これによるとどうやら友達運が良いらしいのだが、その後、誰とも遭うことがなかった。遠出していたのも一因かとは思うが、やはり容器を裏返して運勢を見ただけで元に戻したのがいけなかったのだろうか。ゼリーって透明だからフタの裏が見えるんだよな。

 

今回の収穫

わんぱっくコミックス1冊、FC攻略本3冊、その他攻略本17冊、SFCソフト『3次元格闘BOLLZ』『超兄貴爆烈乱闘篇』(CD付)也

変なものばかり買ってるよなぁ。

 

1999/07/17

CD-RでPCエンジンスーパーCDロムロムの超良作RPGである『天使の詩』と『天使の詩II』のベストCDを作った。これで、いちいち曲順をプログラムしなくてすむ。幸せ。

このゲーム、なぜ音楽CDが発売されなかったか不思議なくらい曲のセンスがいいんですよ。なかでも『天使の詩II』のラストボスの曲(CDプレイヤーで22曲目)は、ザコバトルの曲がミックスされていてとても好き。

もちろん曲だけでなく、ゲームのストーリーも感動もの。戦闘のテンポがよく、レベル上げが苦にならない点も大きく評価したいですね。その他、世界観もよく、全編に渡って制作者のセンスの良さが伝わってきます。

感性でゲームをプレイし、浸れるゲームが好きな人にお薦めします。ま、ポリゴンじゃなければゲームじゃないと思っている人には薦めようとも思いませんが・・・。

 

関連アイテムリスト

メディア

タイトル

発売(発行)元

発売日(発行日)

備考

PC-SCD

天使の詩

RIOT/日本テレネット

1991/10/25

キャラクターデザインに富士宏氏を起用。

PC-SCD

天使の詩II〜堕天使の選択〜

RIOT/日本テレネット

1993/03/26

キャラクターデザインに結城信輝氏を起用。

SFC

天使の詩〜白き翼の祈り〜

日本テレネット

1994/07/29

移植ではなく新作。音源の問題でチト寂しい出来。

SFC

ダークキングダム

日本テレネット

1994/04/29

同、日本テレネットのRPG作品。出来は良い。

画集

ファンタージェン

富士見書房

1995/03/30

結城信輝氏の画集。表紙が天使の詩IIのキャラです。

同人誌

ANVIL

THE MAN IN THE HIGH CASTLE

1998/08/16

数少ない天使の詩IIの資料、原画等が載っています。

もし他に何かあったら教えてもらえると嬉しいです。

 

1999/07/16

夢をみた。不思議なもので、普通に考えれば絶対に信じないようなことでも夢のなかでは完全に信じこんでしまうのである。

設定や展開を作る部分と、信じる部分が、同じ脳で行われていると思えば納得できるのですが、どうにか夢のなかの自分を制御できないものでしょうか。

よく、マンガなどで「これは夢だ、夢なんだ。」と気がつくシーンがありますが、私はどんなに滅茶苦茶な夢をみていても夢なんだと気がついたことがありません。あまり認めたくはないのですが、潜在意識下では信じ込み易い性格だということを物語っているのでしょう。

夢から覚めて起きたがそれも夢だったというループする夢もみてみたい気がします。しかし、夢というものはみようと思ってみられるものではなく、潜在意識や性格的なものだと思うのでおそらく無理でしょう。

夢なんだけど夢がないなあ・・・。

 

1999/07/15

そういえば『オウガバトル64』が出たらしいですね。

いやー、欲しいですね、本体ごと。前作がよかったしN64ではゼルダ以来久々のビッグタイトルですからね。え、『新世紀エヴァンゲリオン』があるって?・・・いいよ、いまさら・・・。

やはりエヴァと言えば今はパソコン版の脱衣麻雀『エヴァと愉快な仲間達』でしょ。脱衣ですよ脱衣、『魔界村』とはわけが違うんですよ。なにせあのガイナックスですからね。『電脳学園IIIトップをねらえ!』で自分のところのオリジナルキャラをバーンと脱がした会社ですからね、バーンと。え、NHKアニメのナディアは脱がない?・・・ダメじゃん。ま、買う気はないですけどネ。

しかし、思考ルーチンは『麻雀悟空』のシャノアールより『ぎゅわんぶらあ自己中心派』のゲームアーツの方が良かったんじゃないですか?『アリシアドラグーン』などで一緒に仕事をしたこともあるんですから。いや、別にシャノアールが悪いといってるわけじゃないんですよ。ただ、ゲームアーツの方がゲームとして遊べると思うだけで・・・。ま、買う気はないですけどネ。

 

1999/07/14

マニアや、オタク同士の会話には、通常では経験することのできない凝縮された笑いや、発見があります。よく、「濃い会話」という呼ばれ方をします。

自分と同じ趣味をもっている人と話すと楽しいということの延長なんだと思ってください。

決して、マニアック過ぎて話しが合う人がいなくなり、仲間同士でしか会話ができないからだという偏見を持たないように。

例えば、今、坂本龍一『ウラBTTB』というCDが売れています。それ以前に『BTTB』というCDがあったことは、ファンの方なら知っています。アニメ『オネアミスの翼』や、ゲーム『天外魔境』の数曲を作曲していたという話題になると、一部のファンにしかついて来られなくなります。さらに、音楽からはなれ、ヌード写真集を出していたという話題で、笑うことができる方はかなり少なくなるのではないでしょうか。

同じように、ゲームマニアを相手に何かを例える際に、『カラテカ』や『ボコスカウォーズ』、『スペランカー』といったゲームのタイトルを出すと、笑いをとれます。「単なるクソゲーだろ?」と返す人は、そこそこの知識はありますが経験がない人でしょう。

『カラテカ』はぶっとんだ設定&グラフィックセンスで、キーレスポンスが悪く、ゲーム開始早々後退りすると死に、構えずに敵に触れると即死し、鉄格子を越えるのにコツがいる。と、様々な知っておくべきポイントがあります。既に会社が存在しないということも重要でしょう。

しかし、どんなに説明しても、百聞は一見にしかず。実際に経験してみないことには全ての意味が伝わることはありません。

マニア同士の会話では、一つの単語に凝縮された情報を最大限に引き出すことができるので、上記のような説明は一切不要です。知識や経験の共有部分が多ければ多いほど、説明を省略でき、効率良く会話を進められ、充実した時間を過ごすことができるのです。

結局のところ「濃い会話」をするためには、知識や経験など、自分を磨くしかないということですね。

 

1999/07/13

今日は、今までの自分を反省しつつ、これから先どうするかを考えた。

3月に学校を卒業してからというもの、日記を書きながら文章力をつけ、データベースの管理更新をし、ライター等の仕事を待つ毎日だった。しかし、他人には無い私だけの特殊技能は文章力ではなくデータベースという得体の知れない化け物である。そう、化け物、使い方によって文字どおり何にでも化けるのだ。未知の可能性を秘めている。

個人のゲーム専門のデータベースサービスは前例が無く、何をすればよいか暗中模索の日々が続いている。データベースをメインとした仕事をしたいのであればデータベースを売り込まなくてはならないのだが、部分的に紹介しても全体像が見えてこない。実際にパソコンをもって出版社に売り込みに行かなければどんなものだか解ってもらえないのである。

問題はデータの信頼性と入力範囲を伝えることである。データベースは入力されているデータの一つ一つを確認しなければ信頼性は証明できない。その点は、入力、照合、更新を私一人で行っているために、私しか知らないわけなのだが、多くの資料を照合したため、万一私のデータベースに不備があってもその数の少なさは他の資料の比ではないのである。入力範囲に関しても、ソフトバンク刊「gM」の「ゲーム春秋」にてゲームの歴史を紐解く作業を連載中で、データには詳しいABCさんが絶賛してくれたくらいなのでかなりの自信がある。

(注、紛らわしいかもしれないが、ゲーム春秋のデータは『情報要塞』が提供したものではない)

しかし、実績が無ければ信用が無く仕事が来ない、仕事が来なければ宝の持ち腐れである。それではいけないということで、積極的に行動することにした。

 

1999/07/12

昨日は夕方に日記を書いた後、再びNICKに呼ばれ七夕まつりへ行った。

関係者の要望により削除しました。

うーむ、あまりいいことなかったなぁ。しいて言えば古本屋で『モデルガン戦隊』の2巻を見つけたことくらいかな。

 

1999/07/11

SYNちゃんが来たので昔懐かしのソフトを遊ぶ。当時クリアできなかった『スクーン』をクリア。とは言っても2周目がはじまった。このソフトは同じアイレムの、気が狂ったほど描き込まれたグラフィックが印象深い『海底大戦争』のルーツなのだろうか?

SYNちゃんは『バイオ戦士DAN』をプレイ。作戦を練らないとボスの体力が増えて行くというとんでもないソフト。隠しワープゾーンもくせものだが、とにかくセンスがすごい。イベントで押し相撲(これだけでも凄いセンスなのだが)をする背景に「♂」や「押忍」の文字がある。くだらない洒落の数倍は笑える。たびのやどやに泊ると浴衣に団扇で、風鈴に満月というスバラシイグラフィックが表示される。めちゃくちゃバカゲームである。1999年の世界らしい。

『長靴をはいた猫』は2面で断念。今日はクソゲーはもういいです。お腹いっぱい。

 

1999/07/10

昨日の夜からNICKの家に泊りがけで七夕まつりへ行った。

関係者の要望により削除しました。

ブラブラしていたところフリーマーケットで『軽井沢誘拐案内』の裸ソフトを発見。たしかパッケージか当時の雑誌に、堀井雄二氏が「ポートピアの10倍は面白く作りました」という感じのコメントをいれていた覚えがある。本当なのだろうか。

関係者の要望により削除しました。

 

1999/07/09

この前買った海外S32X専用ソフト『KOLIBRI』をプレイ。説明書を読まずにプレイしたところ、何をすれば良いのかさっぱり解らない。断念して説明所を読んだところ、特定の花の蜜を吸うとゲームが始まるらしい。「説明書読まないとわかんねぇよ!」という文句と同時に、「エミュレータ対策なのか?」という疑問が生まれました。

内容は全方位スクロール鳥シューティングで、武器(攻撃方法)をアイテムで変えながらひたすらゴールへと進むというもの。ま、鳥版の『エコーザドルフィン』ですね。

邪魔なステータス表示が全く存在せず、画面いっぱいに背景と自分と敵しかいません。全面に『エコーザドルフィン』テイストが漂い、やはりとっても難しい。無制限コンティニューとパスワードのおかげで8面まで進めましたが、最後までクリアできる自信はありません。

私みたいな素人の目には32X専用である理由がわかりません。9面以降にあっと驚く演出があることを期待しつつ、パスワードをメモして電源を切ることにします。

 

1999/07/08

『イース』や『アクトレイザー』で有名な古代祐三氏率いる(株)エインシャントのウェッブサイト[http://www.ancient-corp.com/]へ行った。音楽CD『アーリーコレクション2』の通信販売をしていたので早速注文。内容が楽しみでしょうがない。

前身であるアルファレコードから出ていた『アーリーコレクション』は、PSG3声だけの当時のゲームミュージックを純粋に楽しめる人であれば買って損はない内容です。当時のゲームミュージックは、使える音数が少ない分メロディラインがしっかりしていて好感を持てます。『ドラゴンスレイヤーIV』や『ソーサリアン』の曲に部分的に似ていたりするのはご愛敬。ライナーノーツにも「作曲した人が同じなんだからしょうがない」と書いてありましたしね。

 

1999/07/07

朝起きて頭が働くようになるまでボーッとしながらSS版『悪魔城ドラキュラX』をプレイ。ルーラーソードにジュエルソードを使い、宝石を稼ぎ、デュプリケーターを手にいれて、怪物図鑑のおたから欄も殆ど埋り、殆どすることがなくなったのでクレイジーオクトパスにナイフを投げまくって「ようとうむらまさ」の攻撃力をバリバリ上げた。

その後、SYNちゃんに借りたPS版『ポリスノーツ』の爆弾処理をマウスでプレイし、3回目にして成功。割と難しく、手に汗握るのである。振動センサーの解除で3回失敗した後、2回エドにやってもらい、別の仕掛けで失敗し、次の振動センサーを「自分でやる」にすると恐ろしく難しいマップになる。その凄さはマウスでやろうとする気が全然起きないほど。

それ以外はず〜っと部屋の整理をしていた。新しく棚を入れる為に部屋のものを移動、置く場所を作る、通路を作ると、まるで倉庫番。中味を出して棚を動かし、中味を入れるという行為を延々と繰り返すうちにバベルの塔という数学パズル(ゲームじゃないやつ)を思い出した。ピラミッド状に積んである64個のプレート(64段階の大きさ)を、一枚ずつ、積んである場所を含めて3箇所に置くことが出来、全てを最初とは違う場所へ移動させるのが目的で、小さいものの上に大きいものを置くことはできないというもの。たしか、計算では2の64乗マイナス1回動かさないとならないんだよな。タントアールにある大中小の蛙を動かすパズルが似たようなものかも。

 

1999/07/06

このまえどうにか揃えた『ロックンゲームボーイ』を全5巻読破。ところどころ読んだことがあるので懐かしい。

マンガに登場し、当時欲しかった「黒いゲームボーイ」はコナミのケースボーイをつけたような感じである。今となってはさまざまな色が選べるが、当時は灰色一色しかなかったんだよな。

その他、『魔界塔士SaGa』や『聖剣伝説』等のRPGの世界を立体で体験するという、ゲーム中では絶対見られないアングルの描写が好きだった。実際に、これらのゲームはイメージを膨らませ、感情移入しながらプレイしたものである。

それに比べて、最近のポリゴンゲームは見た通りなので、イメージを膨らませる余地が少なく、感情移入もし辛い気がする。(ゲームマニアに忠告、別に『ローグ』にまで戻れと言っているわけではない。)

はたして、『ポケットモンスター』をプレイした子供達の夢は、『ポケモンスタジアム』で実現されているのであろうか。私には、夢を与えたとともに奪ってしまった様に思えてならない。

理由としては、各個人が想像していたポケモンの性格やしぐさを全否定してしまったということ。子供にとっては、あるものが絶対であり全てなので、「僕のリザードンはこんなんじゃないやい」等の意見は「リザードンはこういうもの」という絶対の設定の前に消えうせてしまうのである。

現在のゲームは情報が与えられすぎていて、想像で美化する余地がなくなっているような気がする。それどころか、想像することが必要とされず、情報が少なかった昔の人と比べて、想像力が低下して行くのではないだろうか。

例えで言うと、活字で書かれた「絶世の美女」と、アニメや実写やポリゴンで「絶世の美女」を表現したものではどちらの方が夢があるだろうか。私は限りなく美化できる活字の方が夢があると思う。

しかし、活字のエロ本が好きかというとそんなことはないのであった。

想像力や感性は大切にネ。それにしても『せがれいじり』のセンスは良いのぅ。

 

1999/07/05

SYNちゃんとの会話中に中学の林間学校の時の話が出て、「俺、行った覚えないなぁ」と言うと、「おまえ、ストII(ストリートファイターII)を買うためにサボったろ」と言われた。ああ、確かにそうだった。林間学校へは行きたくなかった。ストIIを買ったのは予約してあったからであり、別にストIIを買うためにサボったわけではない。学校が嫌だったのだ。いや、むしろ嫌な学校だったと言うべきだろう。

入学してすぐに売られたケンカを買った覚えがある。しかし、理由など聞かれずに私の方だけ一方的に教師に説教をされた。田舎だったので、説教というよりはゲンコツで語られた覚えがある。おそらくこの時にブラックリストにでも載ったのであろう。

クラスの友人が数日間休んだときに何故か私がイジメているからだと説教(ゲンコツ含む)を受けた。確かに彼に悪口を言ったことはあるが、仲が悪かったという覚えはない。むしろ彼と話をするのは私くらいのものだった。だからなのか?

悪口が原因ならと思い登校してきた彼に謝ると、案の定、なんのことだか解らないと言ってきた。殴られ損だったのか?

以後、私の行動がどう解釈されるか解らないので彼とは話をしないようにした。

その他、ノートをとらないことや、給食を残すこと、勉強道具を持ち帰らないことなど、割とどうでもよいことで、相談室という名の、完全に締め切られ何が行われているか外には全く解らない体罰室へ、体育教師らを加勢につけた担任に頻繁に連れ込まれた。3〜5人の教師の説教を前に、一言でも反論すると3〜5回殴られた。

ゲームが好きだったので、物心がつく前から、自営業の親の店から1分とかからないゲームセンターへ通っていた。これに関しては親の理解もあり、何もやましいことはなかったので、ゲームセンターへ行っていると友人達に口外していたのが問題だったのだろうか。何故ゲームセンターへ行ってはいけないのか教師に反論したところ、不良の溜まり場だと頭で決め込んでいる教師からはまともな返事は来なかった。

学校をサボった日にもゲームセンターへは行っていた。もちろん補導されるのは嫌なので学校が終わる時間まで家で寝ているかゲームをしていた。

とにかく学校(教師)が嫌で嫌でしょうがなかった。早退しようと保険室で水銀計をこすったことは何回もあった。調節が難しく、よく42度を超えてしまったりもした。

3年生になり、進路が決まるころには学校へ行かなくなっていた。行く意味がないということを親も理解したからである。そして、まともな高校へ進学し、まともな教師やまともな友人に出会い、私の行っていた中学校が、思っていた以上にまともではないことを知った。美術教師が脳障害だったことを除いても、卒業式の日には暴走族が学校の周囲を走り回り、パトカーを呼び校門ではなく裏口から帰った覚えがある。卒業後、多くの級友が暴走族関係になっていた。最近では体育館が全焼した事件もあった。

思えばヒドイ中学時代だな。今のところ人生最悪の期間といったところか。

 

1999/07/04

『ソロモンの鍵王女リヒタの涙』をプレイ。FC版にハマったことがあり、コレクターズアイテムとして購入したのでデキがどうでも損したとは思わないが、唯一気になっていたFM音源対応の部分が良くなかったのは悲しいところである。

FC版との違いは、第一にマップの上下が2ブロック分狭くなっていることがあげられる。その他アニメーションパターンが少ないのに加え、動きがスムーズではないのも気になる。操作性に関しては、PCエンジンに難易度を下げて移植された『ジパング』同様、全体的にチープな感じがすることは否定できない。良い点といえば、パスワードコンティニュー方式なので、最初から最後まで通しでプレイする必要がないということくらいである。初心者には良いかも。

その後SYNちゃんと埼玉県におでかけ。以前より探していた『わんぱっくコミックス』の持っていなかった巻を3冊も発見&入手したのでリストを更新しました。リストで画像があるものは入手済みのものです。

 

1999/07/03

昨日購入した『R-TYPEデルタ』は、宿泊先の友人Yが気に入ったというので購入金額で売り払うことになった。

帰る途中、赤羽で下車。1300円で散髪。3冊200円の捨て売り攻略本を15冊購入。

そういえば、以前住んでいたことのある赤羽ではゴキブリを一回も見なかった。なぜなのだろうか。

 

1999/07/02

SEGA版『ソロモンの鍵王女リヒタの涙』を買いに秋葉原へ出かけた。入荷連絡の通り4980円で購入。あまり入って来なくなったらしく、1年前から比べて2000円も値上がりしてしまった。

他の店で、海外32X用で日本未発売のソフト『KOLIBRI』が気になった。パッケージ裏の画面写真はぱっと見『バードウィーク』の続編のような感じだが、『エコーザドルフィン』のスタッフが関わっているらしい。『エコーザドルフィン』といえば一般的にはMDで美しいグラフィックを見せてくれたゲームという印象だが、私にとっては超難解ゲームという印象が強い。このソフトも攻略が楽しめるかな?と思い購入に踏み切った。

友人Yもプレイするだろうと思い『R-TYPEデルタ』を購入。高かった。

途中、オウム逮捕の現場に出くわした。セコムの人がいたのが生々しかった。

秋葉原の探索を終え、五反田で降りてとごし銀座の友人Iの家へ遊びに行く。とごし銀座のゲーム屋で御自由にどうぞとあったので『せがれいじり』のポスターを入手。ちょっぴりうれしい。持ってはいないが『せがれいじり』はとても良い娯楽である。一通り見たらそれでおしまいという欠点はあるが、とにかく笑える。その店で、あまり見かけない『水島新司の大甲子園』を発見、即購入。

その後、池袋の友人Yのところに厄介になりに行く。

気がついたのだが、東京では路上でゴキブリを頻繁に見る。家ではゴキブリを見て驚いていたのだが、都会ではどこにいてもおかしくないようだ。

 

1999/07/01

今日はCD-Rの為にSCSIボードを購入。家で一番速いIBMのAptivaにガッチリ装着。このAptivaは弟のもので、借りものである。

考えてみると、父親はPC-9800シリーズからDOS/Vへ移るという典型的な一般ユーザーなのだが、私はというと、MSX、FM-TOWNS、X68000、Macintoshという国民機からはかなりかけはなれた存在のハードを使ってきた。というか国民機以外は大体使っていたりする。

ま、根っからの天の邪鬼だしね。

どのハードにも愛着があり、壊れてしまったX68000以外は今でもすぐ動かせる状態にある。動くX68000欲しいなぁ。