情報要塞管理日記


最新の日記 1999 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月


1999/05/31

久しぶりに『ウインズオブサンダー』をプレイ。音楽がヘヴィメタル風のナントモ妙なゲームである。音楽通に言わせると何の曲の真似だなどと色々いわれるが、そんなことはどうでもよい。私はゲームにヘヴィメタルを選んだ企画の方を高く評価する。プレイ後の印象がスゴク強い。

購入前までは良作『ゲートオブサンダー』の続編だと思っていたのだが、内容は全然違った。店員がオネエチャン(声がチト怖い)だったりクリスタル(金)を集める部分など、『ロストワールド』なのだが、BGMが重く低いので他のゲームとは一線を画していた。その後数回プレイして、「これはこれでいいじゃん」との意見に落ち着き、音楽CDとしてCDプレイヤーに入れたりもしていた。

やっぱり特殊なゲームばっかり好きなのでした。

 

1999/05/30

ゲームのスパンが短かすぎるっス。『FF8』の話なんてもう全然聴かなくなったっス。攻略本が出たらもうおしまいですか?RPGは賞味期限2か月程度なんですか?

ゲームの会話では、普通の人(非マニア)とはビッグタイトルでしか会話ができなくても、昔のゲームだと割と話が合うのである。10年前の1988年に発売された家庭用ゲームソフトの数は247種類(情報要塞調べ)なのに対して、1998年に発売された家庭用ゲームソフトの数は1102種類(情報要塞調べ)もあり、だいたい一日平均3本は出ている計算になる。実に4倍以上もの種類のゲームが市場に流れ出ているのだ。単純で印象に残り覚えやすかった事の他に、発表タイトルが少なかった分、長いスパンでゲームを遊べ、ゲーム雑誌に攻略記事も多く、クチコミで流行ったゲームも多かった。今よりもゆっくりとゲームをプレイしていたのである。

攻略法を友人に聞いたりと、10年前のゲームは今と違い話題性もあった。

そう考えると攻略に関しては決して後半を公開しないエニックスの攻略本の在り方にも一理あるのではないだろうか。

 

1999/05/29

友人Iより683アイテムを300円で譲り受ける。なんと1アイテムあたり0.5円を割ったが、私への返却物も多数含まれていた。とりあえず整理&データ入力に一日を費やす。

スーファミの本体が6台になった。むぅ・・・。以前日記に書いたレストア済ファミコンは知人関係で里親が見つかったが、スーファミは頑丈だし皆まだ持ってるんだよな。SYNちゃんは3年前にぶっ壊した(注、故障ではなく損壊)が、彼は特別。

最近477円で裸本体を売っているのを見たし。ま、数年間大事にとっておけばファミコンのように里親が見つかるだろう。SYNちゃんの3台目(3代目)も確保しておかないとな。

 

『ドラゴンクエストV』が3本になった・・・これもなぁ・・・。

 

1999/05/28

今日は友人Iがくる日だ。彼を待っている間に『サブテラニア』をクリアする。残機数7機。いまだに難易度はEasyだけど慣れれば楽だネ。次からはNormalでプレイしよう・・・と思ったら、重力が大きく、その分燃料が足りなくなり、更にダメージも受けやすいので断念。となると、Hardは常人がプレイできるものではないように思える。デバッガー(TESTER)は狂人か?

 

 

1999/05/27

今日は朝急に電話があり友人のUCHがファミ通を23冊持ってくる。ビートマニアの新しいヤツ(正式名称は・・・まあいいや)が買いたいが1000円ほど手持ちが足りなく、急にファミ通を持ってきたということだ。ファミ通代として1500円を渡したので彼はいまごろ例のブツを堪能していることだろう。

コナミのタイミングでボタンを押すゲームって言えばやっぱりハイパーオリンピックシリーズでしょ。これに尽きる。以前の日記にもハイパーオリンピックネタがあったって?・・・好きなんだからいいじゃないですか。カプコンに移籍して『カプコンバルセロナ’92』が出たってナムコから『ニューマンアスレチックス』や『マッハブレイカーズ』が出たって、好きなものは好きなんですよ。でもMSXのハイパーショットはいただけなかったなぁ。FCのと比べて連打ができないできない。SEGA版のにもつなげてやってみたけどそれもダメ。入力デバイスが悪いとどんなゲームもつまらなくなってしまう。

ハッ・・・PAXパワーグローブでやったらどんなゲームもクソゲーになるのか?

いや、そんなことは置いといて、入力デバイスの不満は最近いろんなところで聴くなあ。殆どがコナミに向けてなんだけど・・・。ダンスダンスレボリューションのファミトレ・・・じゃなかった専用マットはビニール製なので足を滑らせることができないとか、アーケードと比べて中央の足場が広くて踏んだつもりが踏んでなかったりとか、ビートマニアでは専用コントローラはアスキー版じゃないとキーを押す音がテキスト表示型パソゲー(強いて言えばビジュアルノベル)のデバッグルームのようにカチカチと五月蠅くて嫌だとか。ハイパーブラスターはガンコンに駆逐されただとか・・・。設計時にもうちょっとどうにかならないんですか?コナミさん。

 

1999/05/26

フラフラっと古本屋にいったらPC-engineFANが1冊100円で沢山あったので持っていないものを購入。39冊も買った。スバラシク重い。

今日は『ファミマガ』と『ファミ通』について書いてみよう。

真面目でムダがなくゲーム情報の濃い徳間書店『ファミリーコンピュータマガジン』(通称ファミマガ)と、内輪ネタ&ギャグ調で紙面の割に内容は薄いが読みやすいアスキー『ファミコン通信』(通称ファミ通、ただし現在では正式タイトル)の二本柱だったころ、私はファミマガの方を良く読んでいた。たしかに超ウルトラ技+1(ウソテックイズ)という、毒のある部分もあったが、ゲーム紹介記事に関しては忠実に情報を紹介し、良く言えば伝えるべきことが直接伝わる文章、悪く言えばお子様向けであり、ファミ通ノリ(アスキーノリ)と呼ばれるくだけた文章での寄り道が無い分だけ内容が濃かった。

違う見方をすると、総合誌であるファミ通は浅く広くであり、当時からPCエンジンやメガドライブなどの一線を退くマイナーハードの情報も一緒に掲載されていて、結果的にどっちつかずの内容になってしまい、方向性、機種がはっきり分けられているファミマガで、ファミコン&スーファミの情報を見て、マイナーハードはPC-engineFANやメガドライブFAN等の専門誌を見る方がはるかに良かったからである。

ただし、定期的に短いスパンで大雑把な情報を仕入れたい場合(問屋方面等)はファミ通の方が一冊で済むし、なにしろ週刊化したので情報が速いのはごく当然のことだった。内容がイージーリーディングであり笑いもあり、情報誌以外でバラエティ雑誌の面も持っているファミ通は、次第に読者を増やしていった。さらにそれに拍車をかけるかのようにPS、SSの出現と、バーチャルボーイの失敗とN64の発売が延びた事もあり、任天堂オンリーのファミマガの存在価値が薄れてゆき、ファミマガweeklyと名を変え総合誌として週刊化までしたが、同じ土俵では実績のあるファミ通にかなうはずがなかった。

現在、徳間書店はワンダースワン専門誌まで出している。ゲーム雑誌の老舗として末永くがんばって欲しいものだ。しかし、老舗のなせる業として『大技林』があったが、現行機と旧世代機に分けてしまったことで、現行機からスタートした他の雑誌社とも完全に肩を並べてしまった。今後どうなるのかがちょっぴり不安である。

ちなみに、ネオジオ(SNK)の専門誌、芸文社『ネオジオフリーク』もかなり特殊な位置にあるが、方針を変えずにがんばって欲しい。

 

1999/05/25

今日は友人Iから久しぶりに電話があり、1時間以上の長話しをした。

「何してる?」と聞かれたのでホームページに日記を書いていると正直に答えた。URLも教えた。私のことを良く知っている人間に見られることにはやはり若干の抵抗があるので、今日の日記は明日(05/26)ホームページを見に来るIへのささやかな迎撃である。

友人Iとは高校時代からの付き合いである。彼は私の話す専門的(オタク的)な会話を笑い話しとしてとるか受け流してくれるので、何の気負いもなく専門的(オタク的)な会話を話すことの出来る数少ない一般人である。専門家に専門的な話しをできるのは当り前だが、一般人に専門的な話しをすると殆どの場合退いてしまう。彼は天性の聞き上手なのだろう。

1年ほど前、彼にR氏を紹介してもらった。彼いわく「おまえにソックリというかピッタリの人だ」ということなので、会ってみたところ、R氏とは私本人が驚くぐらいゲームの趣味が一緒なのである。最初は電話越しだったが即座に意気投合。その気の合いようはカイの冒険の同人誌を友人Iに手伝ってもらいR氏との三人で作ってしまうくらい合っていた。R氏とは泊りがけで3日間くらい話し続けたが、一行に会話がやむことはなかった。それこそ寝る間も惜しんで話し続けた。マンガやゲームミュージックの趣味まで一緒なのには面喰らったが、ゲームに対する考えやプレイの意気込み、MSXのゲームの知識や腕前等を語り合ったことは双方に大きなプラスとなった。

R氏とは家が遠いのが難点だが、それを超越する何かがゲームという媒体を介して存在した。

R氏にまた合いたいぞ、友人Iよ、宜しく頼む・・・。

 

1999/05/24

今日は新しいことは特に無かったので昔の思い出話です。

学校が終わったら速攻で帰り、寝るまでゲームをしていた小学校1〜2年生を送った私だったが、やはりゲームのやりすぎ故に、親にファミコンを隠され、小学校3〜6年生のころは近所の同級生の友人Fの家でよく遊んでいた。

Fの家は町内の野球(ソフトボール)仲間が集まる場所で、私より二つ上で兄と同じ学年の人もよく一緒に遊んでいた。

ファミコンの順番をトランプゲームで決め、30分ごとに交代し、ファミコンをする人以外はゲームウォッチやトランプゲーム、ルーレットなど、好きなことをしていた。当時はゲームが一番であったが、多人数でワイワイ遊ぶのも楽しかった覚えがある。今となっては貴重な経験であったと思っている。

ゲームで流行ったのは『ファイナルファンタジーII』で、鍛え方の情報交換をし、成長を競うなどしていたので、成長システムを知れば知るほどハマっていった。それ以外にも、色々なゲームを持ちよって複数人で解いたりした。どんなゲームを遊んでも楽しかったあの時代に対戦格闘ゲームが出ていたら格闘ゲーム一色でつまらなかっただろうと思う。

ともに攻略法を探し、情報交換をする仲間、要するに複数人で遊べばどんなゲームでもそこそこに楽しさが引き出せた。当時ゲームは子供が買えるものではなく、限られた手持ちソフトではゲームは質より遊び方にあり、ルールを決め色々な遊び方をした。

中学に入り、進学や勉強などの関係で、たとえ近所でもだんだんと疎遠になってゆき、当時の仲間とは全員バラバラになってしまったのは悲しい現実である。

今年、成人式で数年ぶりにFにあった。彼は元気に大学生をしているらしい。縁があれば昔の話をしたいものだ。

最近思考が老化しているような気がするのう。まぁよいじゃろ。

 

1999/05/23

今日は腑抜けて日帰りの旅に出た。

埼玉県行田市辺りまで出たところ、航海後悔するだろうなと思いつつも音楽CDを2枚、テイチクレコード『ファミコン通信プレゼンツテラオサウルス/寺尾友美』と東芝EMI『ゲッツェンディーナー』を購入してしまう。

『ゲッツェンディーナー』は中古のクセに未開封である。謎である。未開封中古というものは原則として『秋葉原(等)で販売促進物(グッズ)目当てにギャルゲー(等)を発売日に複数買いして、ダブったゲームを売り飛ばすという行為』以外では発生しないものだと思っていたのだが、地方でもたまに見かける。上記の原則以外のものでは『プレゼント等で同じものが手に入ってしった、いわゆる事故』や、『万引きによる意図的なもの』、『私達の知らないルートでの問屋などからの在庫放出』が考えられる。いくらなんでも『買ってはみたが、いらないので売った』とは考えにくい。未開封なのである。聴いていないのである。

この『ゲッツェンディーナー』はいったいどういう経緯で未開封なのだろうか・・・。

家に帰り『ファミコン通信プレゼンツテラオサウルス/寺尾友美』を聴いてみる。

「なんだこりゃ。」

 

結果報告(旅の戦果)

今日の旅は東松山近辺で、あすかあきお著『ザ・超能力』の3巻が発見され全3巻揃ったのでよしとする。

                           05/24 00:36AM 自宅にて。

 

1999/05/22

『シャーロックホームズ伯爵令嬢誘拐事件』を手にいれたので、SYNちゃんを呼びプレイする。

こんなに不条理でツライゲームはない。というのがプレイ後の感想。何がツライって、全てがツライのである。攻略本が無ければクリアはおろか、どう操作するかも解らない。

広大なアクション画面内で一点を調べなければならなく、特定の下水道の特定のヒビの場所でバイオリンをひいたり、特定の公園の特定のゴミ箱の前に立ち上を押したり、特定の公園の特定の街灯で下を押したりするとボスの居場所にワープする。極めつけは特定の下水道の特定の穴に落ちる。というもので、どうひいきめに見ても不条理きわまりない。

アクション画面でジャンプしても避けられない敵の弾。街の人を蹴り倒すと30の金が手にはいる。などなど、『たけしの挑戦状』と肩を並べる不条理ゲームです。ちなみにコンティニュー方法はゲームオーバー表示中に2コンの右とABを同時押し。

攻略本無しでクリアした人はいるのか?

 

1999/05/21

私の仕事部屋を紹介。狭いですが整理してこの状態です。

攻略本などの書庫(バックヤード)は歩く場所が無いほどにすさまじいです。ウエストが1mある人は通れません。

 

1999/05/20

親に「おまえの日記は解らない」と言われる。確かに専門用語が多く略称も多い。

普通の人が読んだらさっぱり解らない暗号日記でしかないのである。これではイカン。

よって、少しゲームからはなれて日記を書いてみようと思う。

私は小学生のころから朝飯を食べると腹を壊す体質である。どうやら頭は起きていても腹は起きていないらしい。親と一緒に生活している都合上、早く起きないと飯にありつけないため、朝起きる生活にしたが、この体質のために親と食卓に座っても何も食べられないのである。困ったもんだ。

 

1999/05/19

SFC版『悪魔城ドラキュラ』をハードモードでプレイする。もちろんクリアもする。

流石にハードだけあってなかなかのものなのだが、どうしてもクリアできずに諦めの入る難易度ではなく、何回かプレイすればクリアできる程度のちょうどよい難易度なのである。

これは、初代(FCディスク版)や『悪魔城伝説』、X68000版『悪魔城ドラキュラ』の難易度に近いので、おそらくは制作当初ハードモードの状態で作られ、お子様向けのSFCということで、誰にでもクリアできる難易度まで下げて発売したのではないだろうか。

私はSFC版『悪魔城ドラキュラ』は名作だと思っている。ムチの振り回しが『アーネストエバンス』に似ていようが(注、SFC版『悪魔城ドラキュラ』の方が先です。)普通にプレイすると簡単すぎようが1000円でおつりが来ようがそんなことはどうでもよい。15800円程度の値がつけられているMD版のドラキュラ『バンパイアキラー』より何倍も面白い。

ドラキュラシリーズの中でも一二を争うできですね。

 

1999/05/18

昨日のゲーム音楽についての追加。

私は、崎元仁(YmoH.S)&岩田匡治(Rezon)両氏の曲では同じオーケストラ調でも何故か『FFT』より『伝説のオウガバトル』の方が好きなのですが、理由はPC-88の頃からゲーム音源を使いこなしている人だからなのかもしれません。PCエンジンで有名な『マジカルチェイス』のエミュレータ版はYmoH.S&Rezon両氏の音が再現できない(『マジカルチェイス』だけが異常な音楽プログラム?)との話を聴いたことがあるので、Windows版を買ったほうが良いのでしょうが、PCエンジン版しかやったことが無いので、断言はできません。

全然関係ないことですが、昔のnamcoのSE(サウンドエフェクト)が実によい。『パックマン』のドットを食べる時の音や『ドルアーガの塔』の死亡音など、一つの音色で作られたメロディを高速で聴かせることによって奇妙な感じを出しています。(この当時の技法をエフェクトと呼ぶかどうかには若干の疑問が残りますが)確かにデータの削減にもなるし、当時はそれくらいしかできることの幅が無かったのですけど。現在、サンプリングという形でSEが作られる様になり、ロストテクノロジーと化してしまい存在しないのは非常に勿体ないことだと思います。

 

1999/05/17

ゲーム音楽について書こうと思いますが、キングレコードの『ミュージック・フロム・ハイドライド3』のアレンジ・バージョンの編曲者加藤みちあき氏のライナーノーツにかなり共感できる部分があったので一部を紹介させていただきます。

 いい意味で、不完全なのがスバラシイ。不完全なままで、あとは、聴き手のイメージや想像力に委ねるというのは、ひょっとしたら、新しい音楽の楽しみ方なんじゃないかと思わされました。これは、聴く側のニューウェーブ(古い表現でゴメン)ですね。

 これでもか、これでもかと音数や音色の多彩さで、どんどんイメージを限定していってしまう音楽が多すぎる(その一端を僕も担っている訳ですが)現在にあって、ゲーム音楽はとても新鮮な存在です。

 音を重ねれば重ねるほど、普通の音楽になっていってしまうんだナ、というのが今回のレコーディングでの感想です。ぼくの希望としては、ゲーム音楽はこれ以上音色や音数の面で、進歩して欲しくない。今のままが充分新しさを感じますね。でも進歩してしまうんでしょうね。

私自信、実家が楽器屋だったということもあり、生まれる前から飽きるほどクラシック音楽等を聴いていたので、全くクズな音楽センスでは無いとは思うのですが、今のゲーム音楽に音数を減らしても勝負できる曲(メロディラインがしっかりしている曲)がどれくらいあるのかが気になります。

最近(1994年以降)のゲーム音楽(進歩してしまったゲーム音楽)は、ドラム等のパーカッションの音量が大きく、どの曲を聴いても印象が薄く同じに聞こえてしまい、自信の無いメロディラインを隠しているのではないかという余計な詮索さえしてしまいます。

とはいえ、音数が多くても好きな曲は好きで、CD音では『天使の詩』シリーズや、『風の伝説ザナドゥ』シリーズ、『イースIV』(PCエンジン版のみ)など、PCエンジンのゲームに良いものが多くありました。

最近CD音レベルのゲームが少ないのは、PCエンジンはゲームプログラムを殆どメモリに入れて、音楽用CDデータを再生することができたのに対して、今のゲーム(次世代機以降)は頻繁にCDアクセスが必要で、曲をプログラムとしてメモリにいれていることが影響しています。

アレンジCDでは『MOTHER』や、『FFIII悠久の風伝説』、最近のものでは『R-TYPEデルタ』のイメージテーマ(サントラCD1曲目)等がお気に入りです。植松伸夫氏には、『FFIII悠久の風伝説』レベルの曲に戻ってもらいたいものです。

漫画やアニメの世代に活字を与えることの難しさと同様に、今のゲーム性やゲーム音楽に慣れ親しんだ世代に、昔のゲームやゲーム音楽を与えるのは無理だろうと思う今日この頃。

しかし、「クラシック音楽?ビートルズ?そんな古いものはイケてないよ」という話はあまり聞かないのですが皆さんどうでしょう。

 

1999/05/16

ドリームキャストの失敗点は、入力デバイス(コントローラ等の周辺機器)とソフトの上位互換性が無かったことにあると思っている。

周辺機器やソフトを上位互換にすることで、余裕のあるときに本体だけを買い換えればよく、とりあえずは今までのゲームは遊べるし、新しいゲームも遊ぶことができ、コントローラ類も必要なものだけを順次買えばよいということになる。セガは新たに周辺機器を集めることの辛さが解っていない。本体購入時に辛さが先行したら負けなのである。

周辺機器互換では、サターンキーボードを持っていてもドリームキャストキーボードを買わなければならないという現象くらいは避けられたであろう。

コントローラに新規格のビジュアルメモリスロットが必須かどうかはプレイヤーによって違うのではないかと思う。現在でも言えることだが、ビジュアルメモリスロットを本体とコントローラの中間に延長ケーブルのように接続し、サターン等のコントローラでも動かせるようにしたらどうだろうか。そんな周辺機器が本体発売と同時に出ていればドリームキャストの印象もかわったと思うのだが、完全にサターンとは切り離され独立した本体という印象しかない現在、今更出しても印象だけは変わらないだろう。しかし、無駄でも出してもらいたいし、どうせならカラット等からではなく、セガから公式に出してもらいたいと思っている。

ソフト互換の方では、サターン用ソフトはサターン&ドリームキャスト共用ソフトとして市場が急に消滅せず、制作側もサターン用の開発器材が無駄にならなかっただろう。ソフトメーカーの負担をハードメーカーが考えるようになるのにあと何年かかるのだろうか。

安心して本体が買わせるためにはバラエティに富んだのソフトの供給が必要なのに対して、ソフトが揃うのに大体一年程度はかかるのである。言い替えると、一年間は選択肢が殆ど無いということになる。ソフトだけでも上位互換ならば選択肢はサターンのソフトを含み、値段は若干高くなっても敷居はグーンと低くなったのである。そう考えるとドリームキャストは本体価格を抑えるために犠牲にしたものが大きすぎた。サターンユーザーを取り込むことさえできなかったのではないだろうか。

互換性を無視した結果、サターンの市場消滅とドリームキャストの売上台数不振につながっている。

以上の点ではPS2で互換性を主張しているソニーが成功する可能性を秘めている。

この判断はドリームキャストの失敗を見てではなく、既にメガドライブからサターンへの移行の時点で判っていたことなのだろうが・・・。

ガンバレセガ。

 

1999/05/15

今のゲームが技術的には向上せざるを得なく上がってはいるものの、内容的(ゲーム性的)には衰退しているのではないかという意見は、昔(ファミコンの時代)、ゲームを楽しんだ思い出のある人には解って貰えると思う。

ファミ通のクロスレビューの点数は現在『殿堂入りゲーム』(30点以上)を出し続けている。

ファミ通のクロスレビューの点数は、その週発売のゲームの何点かであって、昔からのゲームと比べて何点かではないということで。平均が6.5点、上下に3.5点動く程度。

昔より多くのゲームが選出されているのを見ると、全体的に採点が甘くなったのではないかと思える。

例外として、渋谷洋一がクロスレビューした時だけは凄かった。平均が4点、良いと思ったもの(カルトなゲーム)には8点というもので、まともなゲームは他の全員が10点をつけたとしても最高点が34点なのである。内容の良くないゲームばかりの時でも『殿堂入りゲーム』を決めないとならない今となっては渋谷洋一は絶対にクロスレビュー採点者に選ばれないであろう。

渋谷洋一の採点基準は「昔のゲームを色々と遊んできた自分が楽しめるかどうか」という本能に忠実なモノだったのに対して、他の採点者の場合は「昔のゲームなど知らない一般人がプレイしてどう思うか」という自分の意見ではない内容に感じられる。

かなりのゲーム歴やそれにおいて偏った知識を持っている『ファミ通のクロスレビュー採点者』に一般人などいるわけがなく、結局は「周りがあれだけ騒いでいるので自分が面白いと思えなくても〜点」など、曖昧な点数がつけられているということは『点数に大きなばらつきがない』ことで火を見るより明らかだ。

決して渋谷洋一がよいとはいわないが、4人が4人とも同じ内容で同じ点数をつけるのはどうかと思うぞ。タイプの違う4人で思ったことをクロスレビューに書いて貰いたいものだ。

 

1999/05/14

ついにクリアしました『サブテラニア』、イージーレベルですけど・・・。

覚えゲーなのでプレイする度に先に進め、総プレイ数15回くらいで見事コンプリートにこぎつけました。

海外ゲームはムズイ、本当にムズイ。セーブ無し、パスワード無し、コンティニュー無しは当り前。以前『コミックスゾーン』をクリアするのに一ヶ月位かかったのを思い出しました。『ジ・ウーズ』は今だにクリアできません。自己ベストはトイレの下水を移動する面の後半くらいです。DNAは1面から全て集められていません。でもいつかはクリアするぞー!

 

1999/05/13

SS用の『ツインスティック』3台と『NEWサターン』が手にはいる。近くの店が潰れる直前にただでくれた『ツインスティック』と併せて4台になった。これは「『ガングリフォンII』で4人対戦しろ」というゲームの神からのお告げなのだろうか。早速『ガングリフォンII対戦ケーブル同梱版』を2980円で買うが、もう一枚のCDが必要である。余裕があったら購入しよう。

結局『ツインスティック』4台に1円たりとも払っていないのはスゴイことなのかもしれないが、今、どこへいっても余ってるしなぁ。正直なところ、かさばる形なのでちょっぴり邪魔だぞ。

 

1999/05/12

去年のファミ通を30冊程度、友人UCHIが持ってきたので早速記入する。

それとは関係ないが、面白い本を見つけた。ワコー出版刊『フェアリーテールコンプリート』なのだが、以前(1999/04/30)日記に書いた色数についての文章に大きく関わりがあるので紹介しておく。

何が面白いかというと、拡大表示された角張ったドット(ピクセル?)がすごくイイのである。ここまでドットをドットとして奇麗に印刷しているものは殆ど無いと思われる。この際エロはどうでもいい。編集後記もすごくイイ。「16色から256色へ移行し、失われつつある16色画像の表現を記録する」という内容は個人的にはすごく好きだぞ。(編集後記では『移行』を『以降』と誤植しているが気にするな。)

しかし、2800円?そんなにするのか?私は古本屋で400円で買ったからいいが、定価はチト高すぎるかも。エロゲーファンならコレクションとしていいんじゃないスか?えっ、もう持ってるって?こりゃまた失礼しました。

 

1999/05/11

セガの続き。

『SDI』にハマったのは最近のことですが、『ファイナルバブルボブル』や『ピットフォールII』は元のアーケード版で好きだったゲームでした。考えて見ると、『ワンダーボーイ』や『ファンタジーゾーン』、『バブルボブル』など、カワイイキャラで完成度が高いという当時最も好きだったタイプのゲームは、任天堂よりセガに多く移植されていたのですが、私の周囲にはセガハードを持っている人がいなかったので、最近(ここ2〜3年)になるまでセガのハードに縁がなく、移植されていたということさえ知りませんでした。おそらく知っていても田舎に住んでいたので手に入らなかったのでしょうけど・・・。

特に『ピットフォールII』は、今プレイしても十分楽しめるのですが、ゲームセンターで他人のプレイを一日中見ていた当時の自分(幼稚園児)に遊ばせてあげたい気持ちになります。

そういえば、小学生のとき散々やってクリアできなかったゲームが高校生くらいになって久しぶりにプレイするとクリアできたりしたなぁ。やっぱり操作が下手だったのでしょうが、クリアできなくても楽しかったなぁ。それに比べて最近のお子様ときたらクリアできなかったり先に進めなかったりすると「つまらないゲーム」と決め込んで他のゲームを始めるんだよな。確かに中古や特価品は小遣いでも買える程度の値段だし、物価は上がってもゲーセンは100円だし、ゲームに対する思い入れが薄いのも解るような気はするが、そんな探究心(好奇心)や操作技術の向上に背を向けたプレイ方法では、先に進めたときの喜びや、コンプリート時の達成感など殆ど無く

面白いゲームなんて無いのではないか?と思う。

まぁ今のゲームにはそんなもの必要ないか。今日はなんだか後ろ向きだなぁ。

 

1999/05/10

今日はマスターシステムで動くSEGAゲームをプレイする。

私は『SDI』や『ファイナルバブルボブル』、『ピットフォールII』が好きなのだが、SYNちゃんは『め組レスキュー』(1988/07/30発売)がお気に入り。内容は火災が発生した建物に残された人をトランポリンを利用した救助するというゲームウォッチにあったようなものですが、往年の『ブロック崩し』等の様にパドルコントローラを使え、レスキュー隊員をジャンプさせるアイデアも良く、操作性は抜群。ちなみにアーケード版の稼働は1987年です。

トランポリンで救助しようとするバカな設定や、ミスしたり、火がまわって残された人々が建物から飛び降りるありさまは、微妙にリアルでかなりシュールですが、助けられなかったことに対してのペナルティーは全くありません。このゲームの救助作業は、助けられたらラッキー程度のノリで、かなり人命軽視タイプです。

その他にも、救助すべきキャラの点数が、「サラリーマン300点」「女子高生500点」「ねこ500点」「ヤクザ100点」等、深く考えると非常にマズイのではないかと思われる、独断と偏見いっぱいの設定になっている辺りが芸が細かく(業が深く?)、SYNちゃんが好きな「笑える要素」が色々と詰まっていました。

 

1999/05/09

トップページが完成しました。スクロールバーがいい感じにできたっス。

トップページ左下のメインフレームのデザインはあの有名なクソゲーハンターことABCさんです。ありがとうございました。

 

『オメガブースト』は思ったより人気があるみたいですが、やはり『アーマードコア』あたりのファンとダブっているのが現状でしょう。あのタイプのゲームはどう見ても一般人向けではないですからネ。マニア向けというかゲーマー向けというか、ゲーム好きにはもってこいなんですけどねぇ。

ついでなんで私のゲームの趣味でも書いておきましょうか。ゲーム性重視でオールジャンルOKです。ただし、麻雀等のテーブルゲーム関係は新しい部分が何もないのでやってません。ギャルゲー、パソゲーも同様の理由で手を出していないです。ただ、ゲーム性を重視する都合上、最近では特殊(変)なゲームを多くプレイするようになりました。他のゲームに無いもので単純に遊べるものが最も好きな部類ですね。

購入範囲は1000円以下のワゴンセールと2000円以下に落ちた良作、捨て値の廃ハード(廃れたハードの略)物で、底値買いがメインです。

私の価値観では良いゲームに時代は関係ありません。昔のゲームでも良いものは良いです。逆に、今のゲームを昔のゲームと対等に扱うと、タイトル数のわりに遊べるゲームが減っているという評価になります。

 

1999/05/08

トップページをデスクトップにする案はHTMLでは無理なので諦めました。

拡大表示で表わしたので容量的には小さくなったんですけど、無茶なことはするもんじゃないですね。まともに表示できなくても見たいというナイスハートなかたは、ここをクリックしてください。

結局デスクトップ案はダメなので一から作り直し。一週間もかかったのに全てがパー。死ぬー。他人のHPのソース解析のノウハウだけは蓄積されているので今度は良いものができます。期待していてください。

 

1999/05/07

どうにかデスクトップの作成が一段落ついた。1999/05/07現在のトップページからデスクトップへ移動可能(1999/05/09以降不可)。全てHTML手書き、グラフィックも一つ一つ手作り(真似ばかりだけど)ちょっぴり『ドッター』になった気分。む、『ドッター』は私たち『昔のゲーマー』に夢を与えてくれた神聖なる職業であり、その職業を軽々しく扱う発言は『昔のゲームを好きな自分』を否定することになりかねないので訂正しよう。ちょっぴり『アメリカ大統領選挙』(過去の日記参照)の『グラフィッカー』担当に勝った気分。うむ、こんなものかな。

しかし、必死に造ったわりに『ネットスケープ』でないと駄目なのよこれが。バグっててごめんね。

 

1999/05/06

相変わらずHP制作中。トップページの作成はまだかかりそうです。

『わんぱっくコミックス』のリストは、見た兄が呆れていたので、制作意図としては大体OKですね。

『双葉社FC攻略本リスト』は、今月中に完成しそうです。

 

 

1999/05/05

今日はBBさんに会うため、東京に出る。僕はBBさんの顔をgMのゲーム春秋のイラストでしか知らないので、『gM02』を目印にしてもらい待ち合わせることになる。

どうやら僕に会う前に東京での用事は全て終わっていたようで、昼食をとったり、喫茶店でゆっくりしたり、ABCさんの時と同様に秋葉原のダークゾーンを徘徊しながら、BBさんが帰りの電車に乗るまで色々な話をするなか、ガンダム好きだということなので『Zガンダムゴールド版』を貸すことにしました。

疲れている中、貴重な時間を割いて付き会ってくれ、若輩者の話を嫌がらずに聞いてくれたBBさんに大感謝。とても面倒見の良い優しい人でした。仲を取り持ってくれたABCさんにも感謝。しかし、GB版『エックス』の話は全然伝わっていなかったようで…。

とにかく良い日でした。

 

1999/05/04

帰る途中に『Q*bert』の裸ソフトを280円で見つける。とりあえず買う。ちなみに「裸ソフト」とは、ゲームに箱や説明書などの付属品がなにも付いていない状態を指す。プレイしてみると、タイトル画面=ゲーム画面のなんとも凝っていない作りである。ゲーム内容はGB、MSX、SFCなどでもプレイできるので省くが、やはり初期の名作である。単純な割にバランスがよく、結構ハマル。3周目以降はテトリスの様にパズルとアクションがうまく結び付いた好例といえよう。

えっ見つけた『Q*bert』は何の機種のものかって?

セガSG-1000の互換機オセロマルチビジョンですよ、だんな。家はオールインワンのマスターシステムなんで薄い黄色が薄暗いおうど色になっちゃうんですけどネ。

 

1999/05/03

埼玉の友人(古本仲間)の家を宿に、泊りがけで古本や巡りに出発。SYNちゃんも同行することになった。

結果、わんぱっくコミックス『WC-39』が見つかる。とても嬉しい。完成まであと12冊である。

友人の家で戦利品を漁っていると、バカスカ買った100円本の中に1冊だけ中身が入れ替わっている本があった。そう言えば「BOOK OFF」の本は日に焼けた部分を削って展示しているので、削る時にカバーを外すのである。まあこういうこともあるのだろう。返品に行くのにガス代がかかるので諦めることにした。

カバーは、中身だけの本が見つかったら使えるし、中身である本は、カバーだけを見つけるのは無理なので、同じ本で中身が汚いモノが見つかったら交換しようと思うのだが、私が買うような本は普通置いてあるような本ではないので、中身だけ見つかるということはないだろう。さらに、中身は良く見たら持っている本で、持っていたものより程度が悪い。こりゃ100円丸々損したわ。ガッデム!

 

 

1999/05/02

我が『情報要塞』のデータベースは、今日一日で2000年問題を解決できました。

今まで97/11/11とか打ち込んでいたものを1997/11/11という表記に変更するだけなのですが、何しろ28500件もあるわけですから、一つ一つ直していったら何日もかかるわけです。良い方法はないものかと天から降ってくるのを待っていたところ、今日チョチョイと『DBFファイル』に書き出したものを取り込んだら19XX/XX/XXと、19が付いているではありませんか。こうなると芋づる式にことが進みます。

結局28500件を全て入れ替えるのに3時間程度かかりました。これは、最適化してもファイルサイズが10MB超えているんだから仕方がないのかもしれないですね。

処理時間にGENESISの『サブテラニア』等で遊んでいたからいいんスけど。

で、この『サブテラニア』が異様に難しいんですよ。『SASA』(FCでは『アストロロボ・ササ』)のように重力が影響し、『バンゲリングベイ』同様の左右で旋回するタイプの操作性。背景に振れるとダメージ、進むために噴射(前後のみ)するとエネルギーが減るというとんでもなくきついゲームです。7面から重力がきつくなるし、水での浮力はあるしで、全然先に進めません。

パズル要素が強い面が多く、特殊な操作性と難易度には、古き良きアーケードゲームに通じる部分があって、結構ハマっています。

 

1999/05/01

04/19に書いた『スプリガンmark-2』の通常版と名作限定版との帯の違いを紹介します。

通常版は未開封なので情報は正確です。

ちなみに、『ソルモナージュ』も通常版と名作限定版がありますよ。