ゲームに対する熱意

管理日記1999/05/11より


セガゲームの『SDI』にハマったのは最近のことなのですが、『ファイナルバブルボブル』や『ピットフォールII』はゲームセンターで好きだったゲームの移植でした。考えて見ると、『ワンダーボーイ』や『ファンタジーゾーン』、『バブルボブル』など、カワイイキャラで完成度が高いという、当時最も好きだったタイプのゲームは任天堂よりセガに多く移植されていたのですが、私の周囲にはMD以前のセガハードを持っている人がいなかったので、最近(ここ2〜3年)になるまで縁がなく、移植されていたということさえ知りませんでした。おそらく知っていても田舎に住んでいたので手に入らなかったのでしょうけど・・・。

特に『ピットフォールII』は、今プレイしても十分楽しめるのですが、ゲームセンターで他人のプレイを飽きもしないで一日中見ていた当時の自分(幼稚園児)に存分に遊ばせたいですね。

そういえば、小学生の頃に散々やってクリアできなかったゲームが高校生くらいになって久しぶりにプレイするとクリアできたりしました。やっぱり操作が下手だったのでしょうが、クリアできなくても楽しかったです。それに比べて最近のお子様ときたらクリアできなかったり先に進めなかったりすると「つまらないゲーム」と決めつけて、他のゲームを始めるんですよ。確かに中古や特価品は小遣いでも買える程度の値段だし、物価は上がってもゲーセンは100円だし、ゲームに対する思い入れが薄いのも解るような気はしますが、そんな探究心(好奇心)や操作技術の向上に背を向けたプレイ方法では、先に進めたときの喜びや、コンプリート時の達成感など殆ど無く、面白いゲームなんて無いのではないか?と思います。

「まぁ今のゲームにはそんなもの必要ないか」なんて結論づけたりもできますが、それでは後ろ向きですよね。